●[やりたくないユーザーたち]
14.自分だったら、現実だったら
サービス内容が変更される、とのニュースを読んで、久しぶりに某有名ショッピングモールを覗いてみた。売れている、と評判のモールで認知度も高い。
しかし、出店サイトを見る限り、購入意欲は湧いてこない。ほとんどの場合、相変わらず、商品写真と価格、申し込み方法程度の情報しか載っていないのだ。

これはモールに限らず、大手企業のサイトでさえ同じ状態である。お客様のことを考えて、とか、ご奉仕価格、とか、コトバはいいが、実際、世の中に出回っている、ほとんどの広告は<ウチが儲けたいから買ってくれ>と言っているに等しい。
もっと客の立場で考えた広報はできないのだろうか?。

ここでも考えるべきはCSである。
その商品の特長は、誰が、どんな時に役立つのか、価格設定の根拠は・・・。
知りたいことはいくらでもある。
結局は自社商品を買ってもらうのだとしても、<ウチが儲けたい>ではなく、<お客様のためになるモノだから紹介したい>という、儲け主義ではないスタンスが欲しい。
自信をもって勧められる価値ある商品を作り、客の立場で勧めるために、企業のみなさんには第三者的な厳しい目を持って欲しいものだ。