●[ごじゃっぺと〜さん]
18.2007年が来た!

年末に、来年への期待をマンガに描こうと思って、気付いたら、こんなマンガを描いていた。
いや、本当にネタが少ない年でさ、2007年。
個人的には、この2007年のはじまりと共に、それまで所属していた会社を飛び出して個人に戻った訳で、節目の年ではあったんだけど。

独立してイイコトあった?と聞かれると、別に変わらない。むしろ、世間的な肩書きは悪くなったかもね。それまでは株式会社だったのが個人だし、一応「取締役社長(雇われ社長なので代表権はない)」だったのがフリーだから。
ただ、そんなことは全然気にならなくて、むしろ自分のやり方で仕事できる、いい結果も悪い結果も自分のモノにできるというヤリガイのほうが大きかったから、ソレがいいことかも。
もっとも、それも、ボクが同じような経験を何度かしていて、慣れていたからでもある。今回は、独立しても支障がないように、以前からそういう動きをしていたし、それを認めさせて勤務していたからね。退職だろうが解雇だろうが倒産だろうが、恐れないで済むようにしてあったわけ。

でも、最初の時には、ビビリまくったもんだ。会社辞めちゃって、どうしようって。自分で辞めたんだし、それなりの覚悟もあったはずなんだけど、それでもビクビク。今にして思えば、稀薄な覚悟でしかなかったんだよな。
今は何も恐れない・・・なんて言う気はないよ。今だって、コワイ。仕事がこなくなったらどうしよう。大失敗しちゃったら、どうしよう。仕事があっても、当座の資金は大丈夫なのか。火事とか事故も怖い。スタッフが付いてきてくれるかどうかも怖い。毎日ビクビクではある。
ただ、そういう心配やプレッシャーって、なくなることはないと分かってきて、それと付き合っていくことを覚えはじめたってトコかな。不安や恐怖があるから、油断せずに工夫し続けられるって部分もあるしね。

このマンガを描いた日から、今日で2年半が過ぎた。
今日までは、万全とは言わないけれど、それなりに悪くない日々を送ってこれた。
もっと良くなるために、これからもプレッシャーと仲良くしていかなきゃな。
←前のハナシへ
次のハナシへ→