個人情報や固有名詞はできるだけ伏せていますが、やりとりしたメール文面などは原文のママです。


■またしても急変!IHP消滅! 2010.04

このコラムは、旧IHP代表だった人物の指摘を受けて、ほぼ全文を改定したものである。
彼等の意見は記事が正しくない、誤解している、ということだった。このため、かつての記事は掲載を差し止め、彼等から直接話を聞き、その主張に対して再度調査を行った。本コラムと次のコラムの2つは、そうした「取材」に、ボクなりの感想・解釈を加えたものだ。それを踏まえた上でお読みいただきたい。
それと他の読者の皆さんには、読む前にネタバレになって申し訳ないが、旧IHP代表さんには一言、言っておきたい。あなた方は声明文を出した。ボクは「ボクなりの調査」をした結果として、あの声明文は受け入れられない。ボクは、声明文を書く事で過去の言動に問題があったことに気付いてくれることを期待していた。謝罪は求めていないが、過ちに気付いて、これまでとは異なる論調の文章が記載されるのではないかと期待した。そうであれば、この記事を封印して、次のコラムでもIHPに関する事は書かないつもりだった。だが、そうはならなかった。ならば、ボクは批判者とならざるを得ない。あなた方に「あなた方の真実」があるように、ボクにもボクの真実があるからだ。




2010年3月31日。コミケの興奮も冷めない時期。突然、イバライガーの関係者から「イバラキ・ヒーロー・プロジェクト(IHP)」が消えた
いや実際には、昨年秋に広告代理店からイバライガーの商標権を買い戻した直後にIHPは事実上消滅していた(IHPの名称をサイトから消したのは2009年末だ)のだけど、今回は「かつてIHPだったメンバー」が正式に抹消された。

その経緯を聞いてボクは、開いた口がふさがらなかった。
なんと旧IHP代表は、イバライガーを乗っ取ろうとしたというのだ。

えええええええええええええええええええっ!?
イバライガーを乗っ取る?ありえね〜だろ?


相変わらず先が読めないヒーローだよなぁ。でも、こう言っちゃ失礼だが、イバライガーってお家騒動を起こすほど美味しいか?だって家族や生活まで犠牲にするくらいの覚悟がないと、やっていけないくらいに大変なんだぜ?ボクなら譲られても辞退するぞ。いや、だからこそ、その活動を続けているBOSS氏たちはスゴイと思うのだが、とにかく「乗っ取る」なんて無茶苦茶だ。

でも、事実らしい。現在もイバライガーに協力し続けている中核メンバーは、旧IHP代表者が「簡単に乗っ取れると思ったんだけどなぁ」と語ったと証言した。他にも同様の証言があったし、一部メンバーの家族の元にまで押し掛けて「BOSS氏を排除すべきだ」と語ったらしい。その親のM氏は彼等の行動に激怒してBOSS氏に訴えた。
こうして彼等の企てが明るみに出て、BOSS氏はIHPと完全に手を切る決断をしたのだった。

・・・それにしても、なんで彼等はそんな無茶なことをしてしまったのか。
しかも旧IHP代表は、今でも自分たちの行動を正当なものだと信じているようだ。
いったいIHPとは何だったのだろう?
以下、IHP誕生から消滅までの経緯を振り返りながら、考えてみよう。


「イバラキ・ヒーロー・プロジェクト(IHP)」は、2008年末から2009年秋までイバライガー活動の代表となっていた団体だ。
彼等は、不祥事によって活動が危ぶまれたイバライガーを支援しようと事件直後に声をかけてきた。中心人物はスタントやアクションなどで知られている兄弟で、彼等はその技能をヒーロー活動に役立てようと考えたのだろう。
当時、無期限の活動自粛に陥っていたBOSS氏は、広告代理店に「イバライガーの商標権(名前の使用権)」を譲渡し、復活を委ねた。つまりイバライガーは広告代理店の所属タレントになったと見なしていいわけで、広告代理店はIHPをバックアップし、彼等を代表として活動させることにしたわけだ。
こうして2008年末、IHPが誕生し、イバライガーは「イバライガーR」となって活動が再開された。そしてBOSS氏を含む、それまでのオリジナルメンバーは表立っての活動からは除外されたのである。

これでIHPは「自分たちが本物のイバライガーだ!」って盛り上がっちゃったらしい。
だけど、それはトンデモない勘違いだ。だってさ、商標権を持ってるのは代理店、それ以外の権利の全てはBOSS氏。しかもBOSS氏とIHPの間には何の契約もない。
じゃ本物どころか何の権限もないじゃないか。

IHPの立場は「広告代理店が雇ったスーツアクター」っていうほうが近い。ウルトラマンや仮面ライダーの役者になったからって、その後のシリーズや作品世界全体にまで口出しする権利があると思うか?あるわけないだろ。そもそも権限がどうこうというより、原作者であるBOSS氏の意向が最優先なのはアタリマエだ。イバライガーはれっきとした著作物なんだから、どういう状況だろうが著作者を排除できるわけがない。
心臓を取り出したら死んじゃうに決まってるだろが。

だけど、IHPはそんな常識さえ理解してなかったようだ。
それはIHP発足当初に、彼等が広告代理店のプロモーション計画を無視して勝手に発信したプレスリリース文からも感じられる。そこには広告代理店のこともBOSS氏のことも書かれておらず、IHPだけでイバライガーを復活させたかのような文面になっているのだ。当時BOSS氏が不祥事で自粛していたとはいえ、あまりにも礼儀知らず。ボクが作者だったら、その時点でクビだけどな。
IHPは著作者でも、プロデューサーでもプロモーターでもスポンサーでもない。商標権を持つ代理店に代表にさせてもらい、著作権者であり所有者でもあるBOSS氏からスーツや拠点を無償で貸してもらっていただけだ。
それなのに彼等は、自分たちが代理店やBOSS氏を動かしていると思い込んでしまったのだ。
信じられん!

2011年3月9日追記
ある方がIHP設立当初に書かれた彼等のブログを見つけて連絡してくれた。その2008年12月1日付けの記事中ではBOSS氏を「イバライガー制作委員会の一員」として扱っている。やっぱり著作者がどういうモノか何も分かってなかったんだなぁ。

2009年秋に広告代理店がイバライガーから撤退し、BOSS氏が商標権を買い戻したときにも、彼等は反発した。窮地に陥ったのを救ってやったのに、不祥事を起こした当人がいきなりしゃしゃり出てきて、いつの間にか奪われたと思ったようだ。
ボクがIHP代表者たちと対談した際、彼等はこう主張した。
「あのときは、自分たちが何もしらないうちに勝手に広告代理店とBOSS氏で決められてしまったのだ」と。

いや、勝手も何も、原作者が自分の商標を取り返すって何もおかしくないでしょ?だいたい何の権限もないIHPが、この件に絡むほうがオカシイ。権利を持ってたのは広告代理店とBOSS氏だけなんだからキミたちは関係ないじゃん。
それにボクは旧IHP代表者に、ある仮定の質問をしている。
キミたちに、もしも交渉権があったとしたら、BOSS氏と同じように1000万円の借金を背負ってイバライガーを買い戻す気はあったかい?
この問いに、彼等は「NO」と答えた。そこまでする気はないと。

・・・・・。
じゃあ、何も言う事ないじゃないか!

どんなにBOSS氏が気に食わなくても、彼が何もしなければ今のイバライガーはないんだから。普通なら、シャレにならない巨額のリスクを背負ってイバライガーを取り返したBOSS氏に感謝することはあっても逆は考えられないだろ。


もっとも、この件に関してはBOSS氏にもミスはある。
元IHPは

> 「IHPは1000万の借金を追いて逃げていった。
> 俺はヒーローとして何も言わずそれを背負った。」
> 的な言われ方をされてしまうのは事実とは異なりますし、
> とても腹立たしく不本意に思っています。

と言っている。
これ、なんとも無責任なコトバで、BOSS氏がムカつくのも無理はないんだけど、でも彼等に弁済義務がないのは確かだ。IHPは代理店から給料をもらっていた。つまり雇われていたわけで、いくら営業が下手で売れなくて赤字になったとしても弁償しなきゃならないわけじゃないし、働いた以上、給料をもらう権利もある。そして、そんなことはBOSS氏だって分かっている。だからこそ自分一人で借金の全てを引き受けた。
だがBOSS氏は、無責任な運営をしていたIHPの責任を指摘する際に、彼等にお金の弁済責任の話だとカンチガイされてしまったのだ。つまりBOSS氏のミスとは、そこまで話の通じない相手だってことを忘れて話をしてしまったことなんだ。

お前ら、そんなにグダグダ言うんなら借金をなんとかしてみろよ
お前らの赤字を背負ってんだぞ

本気で弁済請求してるわけじゃないんだけど、つい使ってしまったそういう言葉を、彼等は額面通りに受け取ってしまった。普通の人なら、BOSS氏の状況を考えれば、そういう言葉が出てしまうのも仕方ないと黙ってるところなんだけど、彼等はフツーじゃないんだよね。そういう相手に迂闊な言葉を言ってしまったからモメちゃったわけだ。
分かってますよ、カネを返す義務なんかないですよ。ていうか、この話の論点はそこじゃない。

カネを返す義務はなくても責任がないわけじゃないんだよ
最後の責任は最高責任者が背負うのは当然だけど、だからって下の者が結果を考えないで仕事していいってことにはならない。
IHPはBOSS氏の意向を無視することが多かった。あの人は部外者で代表は自分たちなんだから、と。彼等には本当は何の権利もなかったわけだから代表っていうのは幻想なんだけど、でも代表を主張するんなら責任を背負う覚悟も持ってなきゃいけない。世の中ナニが起こるか分からない。常に一定の成果を出していなければ、未来なんて簡単にひっくり返る。そのリスクといつも向き合って、もしもの時には何もかも背負う覚悟を決める。それが「代表」だ。
権利と責任は決して切り離せない。彼等は「自分たちに責任はない」と言っているんだから、それは何の権利もないと言ってるのと同じ事だ。まさに「語るに落ちる」ってヤツじゃないか。
(だいたい、いっぱしの男なら、BOSS氏がカネで解決したことを責めるんじゃなくて、BOSS氏にそういうことをさせてしまった自分たちのほうを責めるべきじゃね〜の?)

それに一番のミスは、代理店に商標を譲渡する際に、イバライガーから撤退する際には返還するという条件をつけてなかったことだろう。その条文さえあれば、そもそも買い戻す必要はなかったんだもんね。まぁ当時はものすごく混乱していたから、そういうことに気付かなかったのかもしれないし、ボクには分からない事情があったのかもしれない。

なお、経済的な問題は、彼等を無謀な乗っ取り計画に走らせた要因の1つだっただろう。
彼等はボクとの対談でも「体制が変わった後も、今まで通りにやれると聞いていたのに、実際は違った」と批難していた。これに対してBOSS氏は「いや、いままで通りに活動に関わっていいと言ったよ」と答えている。
これはボクが見るところ、論点の違いだ。IHPの言う「今まで通り」というのは、毎月の給料も含めての話で、BOSS氏の「今まで通り」は活動内容の話なのだ。元々イバライガーはボランティアで立ち上げたものであり、今もそれに近い活動だ。単なる慈善事業というわけではないが、経済的な成功だけを目指してやっているわけでもない。だからこそIHP代表時代にも、BOSS氏を含むオリジナルメンバーは無償で活動していた。が、IHPメンバーには代理店から給料が支払われていて、他のメンバーが資金難になっていてもIHPからお金が分配されることはなかった。そういう経済的特権も含めてIHPは「今まで通り」だと思ったわけだ。
だが、それはアマすぎる。だいたい1000万円もの借金を背負ったというのに、元IHPメンバーにだけこれまで通りに「給料」が出せるわけがないだろ。

元IHPメンバーは、以前にイバライガーの音響機器を持ち去った。改定前のコラムでボクは「IHP時代に買ったものでも、それは会社の備品と同じなんだから、持ち出すのは横領だ」と書いた。
でも会談で彼等は「あれは自分たちの給料で買ったものだから備品じゃない」と主張した。なるほど、もしそうだったのなら備品じゃないね。でもさ、そのお金があったのなら、生活苦で頑張っている仲間を助けてあげればよかったじゃん。なんで放っといたの?ヒーローだっていうなら絶対に仲間を救うでしょ?まったく関係ない相手ならともかく、給料の対象じゃないってだけで、同じようにイバライガーに関わっている仲間だぜ?それを横目に見て平気でいられる神経が理解できない。ボクなら耐えられないけどな(機材を買うことが資金援助だったというなら、それは備品を寄付したってことだから、後で持ち去るのは筋違いだもんな)。
※2011年3月9日追記
広告代理店からBOSS氏に書類が届いた。そこには「あの音響機器はイバライガーの商標権返却と一緒にBOSS氏に譲渡されたもの」と断言されており、代表取締役のハンコもしっかりと捺されている。これだけで彼等をクロだと言い切れるわけではないが、限りなくクロに近いグレーだとは思うな。少なくともマトモな判断力のある人なら、こんな稀薄な根拠で勝手に人ン家から持ち去ったりしないだろ。

いずれにせよ、こうした身勝手な考えが、乗っ取りという造反につながっているのは間違いない。
これはボクの推測になるが、IHPは1000万円の借金なんていう条件を呑むとは思っていなかったのではないだろうか。だから「代表者」として交渉を続ければ、いつか代理店も根負けして商標権をIHPのモノにできて、やがては名実共にイバライガーを手に入れられる・・・と思っていたのではないか?
彼等の行動を振り返ってみると、当初からイバライガーを自分のモノにしようと思っていたようにも見える。BOSS氏の不祥事を利用してイバライガーを手に入れる・・・。
最初の段階から代理店やBOSS氏を無視してプレスリリースしたりしてるんだから、そういう疑惑が浮かぶのは仕方ないよね。
(そんなコト考えてね〜よって、たぶん言ってくるだろうなぁ。でも、アンタらが「原作者」を無視して好き勝手した挙げ句に乗っ取ろうとまでしたのはホントだろ?じゃ疑惑は当然だよ)

どうも彼等は、何でも自分たちに都合良く解釈してしまうようだ。で、言葉尻りを見つけてはつっついてくる。ちょっとでも不用意な言葉を聞くと、アレがオカシイ、ココがヘンだって。それじゃ冗談も言えやしない。しかもBOSS氏は、知ってる人は知ってるように、どこまでが冗談だか分からないくらいにノリのいい人物で、ときどき(いや、いつもか?)羽目を外して暴走したりすることもあるタイプ。そりゃ合わないわ。

仮に1万歩譲って彼等の理屈を肯定してみたとしても、ボクは彼等にヒーローの資格があるとは思えない。
ヒーローってのは法的な権利とかじゃない。見た目でもない。そりゃカッコいいデザインには燃えるけどさ、本当にヒーローに求めているのはソコじゃない。ハートだ!魂なんだ!

むろんBOSS氏にはあるのかと言われれば、それは期待としか言えないけれど、少なくとも彼は身体を張っている。経済的なリスクまで背負っている。それは信じるに値する行動だ。偽善だったとしても、最後まで貫けば善だろ。そして今のところは貫いている。過去に何があろうとも「今はいい奴」なら、ボクはそれでいい。

それにボクは色々見ちゃったもん。

BOSS氏は、IHPが活動していた10ヶ月間、商標権以外のコスチュームや活動拠点となる工房など「活動に必須なもの」を無償提供し続けていた。生活拠点や機材・設備まで提供するということは、相当な経済的負担を背負うということだ。電気、ガス、水道、通信費などのライフライン・コスト。全ての衣装の補修や材料の供給や練習場所の確保。さらに拠点の家賃・・・。これらはIHPと契約していた広告代理店が賄っていたわけではなく、BOSS氏が黙って出資し続けていた。IHPをどんなに支えても、利益がBOSS氏に入る事はない。だがBOSS氏は、自らの不祥事で窮地に陥ったイバライガーを守るために耐え続けていた。

また当時IHPは、お金が取れる出動を優先(それでも赤字だったわけで運営が杜撰だったとしか思えない)していて、孤児院への慰問などはほとんどやっていない。そうした出動は代理店に許可を得て、BOSS氏が非公式にこっそりとやっていた。むろん、無償でだ。
BOSS氏を中心とするオリジナルメンバーにとって、イバライガーはお金を稼ぐための手段ではなかった。そりゃ活動資金は得なければならないし、彼等だって生活しなきゃならないからお金は必要なんだけれど、それが目的ではない。お金のためにやってんだったら、借金の上にさらに1000万円も借金を背負うわけがないもんね。IHPみたいに逃げちゃえばいいんだから。
だけどBOSS氏とオリジナルメンバーは、稼ぐどころか自らの身を削ってヒーローとして応えるべきことに応えようとしていた。収入の当てのない状況でありながら、それでも彼等は子供たちのための無償活動に応じようと努力していた。

ただ、これは美談なんかじゃない。BOSS氏たちが、本物のヒーローになろうと思っていたからだ。不祥事を引き起こしたとは言え、彼等は本当にヒーローが好きで、だからこそヒーローらしくあろうとしていた。ボクはそれを見たからこそ、一度の過ちで彼等を判断すべきではないと思ったんだから。本当にヒーローになりたいのなら、もうバカな真似はしないはずだと。
そしてヒーローを愛する気持ちは、現在の「茨城元気計画」にも受け継がれていると思う。

ボクたちファンは、それを感じてイバライガーを応援している。ファンは騙されているなんていう意見を「誰か」がツィッターに書き込んだりしたこともあったそうだけど、それこそファンをバカにしてる
いいか、どっちが正しいかとかじゃね〜んだよ。オレはイバライガーが好きだから応援してるんだよ。好きになるのはリクツじゃね〜んだ。愛情ってのは相手の悪い部分も引っ括めて受け入れなきゃダメなんだよ。正しい部分、いい部分を好きになるのはアタリマエじゃね〜か。家族が不良になったとしても見捨てられね〜だろ。BOSS氏やイバライガーに正しくない部分があったとしても、オレがファンになった以上、そんなモン直してやる。支えてやる。それが愛情ってもんだろうが。

親しくなるとすぐに分かる事なんだけど、あんなにオープンでサービス精神旺盛なヒーローは滅多にいないぞ?ファンの飲み会にも駆け付けるし、そこらのオヤジ以上にグデグデに酔っぱらったりするし、しょ〜もないイタズラしたりもする。オープンすぎてこっちが遠慮しちゃう・・っていうか、守ってやりたくなる。ほっとけなくなっちゃう。
それは欠点のように見えて、実は他のヒーローにはない魅力なんだ。地域のヒーローだからこその、どうしようもなく愛すべき魅力になってる。
撮影NGです、なんていうのとは全然違う、気さくで友だち感覚の身近さ。
それでいてステージでの、あの颯爽とした姿。くぅ〜〜〜、たまらん!

2011年正月のイバ新年会に参加した人は分かるよね。あのとき庭先でやったショーはサイッコーだった!思い出しただけでハラが痛くなるほど笑える。一般公開できないのが悔しいけど、あの日のDVDはファン垂涎のお宝映像だよ。そばにいると、ああいうのが見れちゃう(見たくないバカシーンもある)からイバファンはやめらんないんだ。
他にもね〜〜、さすがにファンには言えないアノコト、コノコト色々あるんだよ。いやぁ、役得役得(笑)。まだイバライガーをよく知らない皆さん、深いっすよ、あの連中は。バカバカしく深い!深みにハマるとフツーの人は溺れちゃうからやめとけって感じだけど、ちょっと覗くくらいならスゲ〜楽しいから、もう一歩だけ近付いてみるのはオススメです!(何歩も踏み込むには覚悟がいるけどね・・・)

IHPは代表でありながら、そういう「イバライガーだけの魅力」を全然分かってなかったと思う。実際、IHPによる活動期間には、ボクはイバライガーに近付こうとしなかったもんね。
子供たちのためにって、言ってることはカッコいいけど、全然楽しくない。どっかの政治家とか先生みたいで、堅苦しくて。
もっとハジけろよ!誰かのためにじゃなくて、好きだからやってんだと言い切ってみろ!誰かのためになるのはアタリマエなんだよ!ラーメン屋でもセールスマンでも漫画家でも、人のためにならない職業はないんだから。好きだからやる、堂々とそう言ってこそ本物なんだ。
元の体制に戻ってホントによかったな。

そういうわけで、ボクは今のイバライガーを支持している。
BOSS氏が完全無欠の善人だなどとは思ってないし、彼等の行動の全てを肯定しようとも思わない。意見が対立することだって珍しくない。でも、ズッコけたところも含めて、ボクはあいつらが好きなのだ。



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