個人情報や固有名詞はできるだけ伏せていますが、やりとりしたメール文面などは原文のママです。


■人を傷つける善意もある 2011.03

このコラムは、旧IHP代表だった人物の指摘を受けて「またしても急変!IHP消滅!」をほぼ全文を改定した上で、個別のコラムとして書き直したものである。このコラムでは誹謗・中傷について扱っているが、それを当時のIHPと結び付けて語るべきではないと気付いたからだ。
以下内容は、そうした「取材」にボクなりの感想・解釈を加えたものだ。それを踏まえた上でお読みいただきたい。

ボクはこれまでも色々なことを書いて自分のホームページに掲載しているんだけど「ブログ」や「ミクシィ」や「ツィッター」や「2ちゃんねる」などはやっていない。フェースブックにはちょっと興味あるんだけど英語できないしね。
だって、ネットでの会話って、すぐに「バカ」とか「死ね」とか言うでしょ。本気じゃなくても、そういう言葉を使っちゃうのってボクは嫌いで、不愉快になっちゃう。でもイチイチそれを気にしていたら、それこそ「死ね」って言われちゃうわけで、だから近付かないわけ。
そういう「死ね」は誹謗というほどのモンじゃない(本当はそうじゃないけどコレくらいはいいってコトになっちゃってる)と思うんだけど、ネットに無責任な誹謗や中傷が山ほどあるのは事実だ。ボクだって嫌いなヤツはいっぱいいるし、死刑になって当然と思いたくなるようなヤツだっている。だけど、例えそういうヤツに対してであっても、誹謗や中傷を見たり聞いたりするのは気分がよくない。批判はいいけど、誹謗は嫌いだ。

だからイバライガーに対する誹謗を批判するコラムを書いたのだが、これに旧IHP代表だった人物からクレームが入った。
ボクはそれに応じ、彼等の意見を聞くために、近郊のファミレスで約4時間半ほど会談した。
もしも間違ったことを書いているなら、ボクが誹謗者になっちゃうもんね。だから仕事も中断して即座に会って、じっくりと話を聞いた。内容によっては、今後はイバライガーじゃなくて彼等を応援してもいいというつもりで。本当に本気でそう考えていたから、思い付く限りのアドバイスもした。イバライガーに対するときと同じように、出し惜しみ無しで。

で、一番驚いたのは、この主張だ。

旧IHP代表者とその関係者は、イバライガーおよびBOSS氏に対する誹謗・中傷(元犯罪者だ、といった類い)の一切に対して、これまでも、これからも発言したりネット上に書いたりしたことはない

ええっ、そ〜なの!?もし、それが本当なら、そうした行為の全てはIHPとは無関係で、ボクやBOSS氏の被害妄想に過ぎなかったということになる。こりゃ大変だ。でも本当なの?

だってキミたちが書いたとしか思えない誹謗がブログやツィッターやミクシィ上にはいくつもあるんだよ?

でも、彼等はそんなモノは知らない、という。ネットなんかそんなに見ないし、ツィッターもほとんどやってないからと。う〜ん、ヘンだなぁ。ボク、そういう記事をBOSS氏に見せてもらったはずなんだけど、あれはカンチガイだったのかなぁ。そんなハズないんだけどなぁ。

じゃあ本当にキミたちは何もしていないの?そうなら内部事情に詳しい第三者が、キミたちになりすましていることになるね。そいつはキミたちとイバライガーを対立させて、どこかでほくそ笑んでいるわけだ

彼等は重ねて自分たちではない、と言った。そういう行為はよくない、悪い事だから、するはずがないと。自信たっぷりだ。調べればすぐに分かることなんだから、これだけ自信があるってことは、本当にカンチガイなのかも・・・。だとしたら・・・・。

もしそうなら、それはキミたちの評判を落とすから、ブログなどでそんなことはしていないと今すぐ表明してくれ。そして書いたらボクに連絡してくれ。そしたらボクはこのページにリンクを貼って、キミたちの正当性を証明するようにするから

彼等はこの提案を受け入れて、数日後ブログで表明した。誹謗なんかしたことない、と。
天地神明に誓って一点の曇りもなし!って感じで、堂々としたものだ。

・・・だけど・・・。
実はそれよりも早く・・・というよりも彼等と会ったその日の夜には、カンチガイじゃなかったことが判明しちゃっていたのだ。いや、実は会談の最中から、ど〜もミョーだと思っていたんだ。
だってネットをあまり見ないというのに、ボクがこのコラムを公開してたった3日目で気付いて連絡して来たんだから。

ボクがコレを公開したのは2011年2月18日の深夜(19日の早朝だったかも)で、ボクのホームページにしかリンクしてない。ほぼ同時にツィッターでは反応した人がいて広まり出したようだけど、旧IHP代表者は、そのツィッターもチェックしてないと主張してる。じゃあ、なんでボクのコラムが存在することを知ったんだ?グーグルで最上位に表示されたりするには早すぎるだろ?
まぁ、彼等は見てなくても知り合いが見てたとか、そういうことはあるかもしれない。でも、それだけ調査力のある知り合いがいるんなら、今までの「IHPになりすました記事」を見つけてないってのは明らかにヘンだ。彼等の主張はつじつまがあわない。

だからボクは調べようとした。彼等が言ってることが事実なのかを。
そして、ほとんど調べるまでもなく、そうではないことが判明した。

彼等は(おそらく2010年12月20日)、自らのブログに「記念日 By○○○(本名は伏せてあげる)」と題する長文の記事をアップしている。その記事は茨城元気計画の指摘で削除されているが、当時のブログのコピーをBOSS氏は保管していたのだ。

その本文では、冒頭に自分の個人名も出した上で

・・・現在はイバライガーの前演技者・原作者・権利者であり逮捕事件を起こした張本人が代表をつとめる団体がキャラクターショーを含めた全ての事業を行っている・・・
・・・自らが過去に起こした逮捕事件についての謝罪や説明など社会的責任を一切果たさず、我々地域の若者が純粋な気持ちで復活させ、悪いイメージを払拭させ、築き上げて来たクリーン名イメージを隠れみのに・・・

といったことを書いている。

言ってるじゃん!何が「これまで一度もない」だよ!?

他にもミクシィなどで「ぽにょ」なる女性が、同様の「事実」を訴えている。ボクはまったく面識がないが、関係者は旧IHP代表の親しい知り合いだと証言している。本名は出してないけどプロフィールで顔出ししてるから、同名の別人とは考えにくい。
ソレもアンタらの関係者じゃないって言うの?

・・・それにしても、こんな簡単にバレちゃうのに、なんで彼等は自信たっぷりに「やってない」って言ったんだろう?もしかすると「アレは事実を書いているだけで誹謗じゃない」と思ってるんじゃないだろうか。文面からも、そういうニュアンスが感じられるし、だとすると当人たちはアレを善意でやっているつもりなのかもしれない・・・。
もし、そうなら・・・。

トンデモね〜〜〜〜〜〜〜っ!!信じらんね〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
あのなぁ、ボクはそういうことを「ヒーローらしくない」と書いていたんだよ?

確かに「事件」に対してBOSS氏は沈黙している。
でも、過去に逮捕されたことがある者が黙ってると社会的責任を果たしてないことになるってわけ?一度でも過ちを犯した者は、一生後ろ指さされてなきゃならないわけ?罪を犯してしまった人は、刑期を終えた後も「ボクは犯罪者です」とカミングアウトしてなきゃいけないの?反省して出直せば、それで十分じゃないの?
再犯したわけでも、今も刑から逃げ回っているわけでもないんだよ?

(ちなみにBOSS氏が受けたのは罰金刑で、スピード違反で罰金払う程度。こういうのは金額の問題じゃないけど、スピード違反した事のある人は一生「違反者です」っていうステッカーを貼ってなきゃいけないとは思えないんだけどな)
もしそうなら、映画「幸せの黄色いハンカチ」の主人公は、決して幸せになれない。元不良の熱血教師なんかもあり得ない。

ボクはそんな社会は絶対に嫌だ。
そんなことがまかり通ったら、一度でも過ちを犯せば誰も社会復帰できなくなる。そんな社会は間違っているし、犯罪者の更正なんか不可能じゃないか。
芸能人なんかでも何かの事件を起こしたことのある人はいるけれど、それだっていつまでも言われているわけじゃない。再犯したら過去の事まで言われるけれど、そうじゃない限り「かつて○○事件を犯した歌手の××さんが、紅白に出場することになった」なんていう表現はエゲツないはずのゴシップ誌でさえしないぞ
過去に過ちがあっても、ちゃんと刑を受けたなら、それを暴き立てちゃダメなんだ。

ボクはそういう「言わんでもいい事実」をわざわざ公表する醜さをコラムで批判した。法的に誹謗と解釈するかどうかの話じゃない。これは法律というより倫理感の問題だ。
ボクがテレビやマンガや映画で見てきたヒーローたちは、決してそんなことはしない。というより、例え悪であっても、立場が変われば仲間として受け入れ、共に支えあおうとするものだ(ドラゴンボールのピッコロとかベジータとかね)。
罪をつぐなわなくていいとは思わないけど、済んだ後は水に流す。それがボクの考えるヒーローだ。
旧IHP代表がやっていることは、その反対。
相手が誰だろうが、かっこわるい行為はかっこわるい!

ジャークだから悪。そういうレッテルが間違ってると示したイバライガーショーがあったよね。福祉イベントやつっコミでやった「サトシ(笑)」のエピソードだ。あのショーでは、Rもブラックも怒っていた。ジャーク戦闘員のためにだ。悪の側にいた者でも改心すれば仲間であり、イバライガーたちは全力でそれを救おうとした。あれがヒーローってモンだ。それなのにIHPは仲間であったにもかかわらず、改心したBOSS氏を最後まで認めなかった。他のことがどうあれ、それだけで、あいつらはヒーローじゃない!そんな器の小さいヒーローなんかいらね〜よ!

それに先のブログ中では、エキスポ・ダイナモ、クロノブレイク、ブレイブインパクトなどは全て自分達が考えたとまで主張していたんだ。何言ってんだ?キミたちがいない頃(事件以前)の資料に、すでにクロノブレイクとか載ってんだぞ?ボクはその頃から付き合ってんだから、ちゃんと知ってるの!
他にも「我々が作ったモノを今でも勝手に使ってる」って言ってるんだけど、仮にアンタらが考えた設定があったとしても、他人の著作物に口出ししたからってアンタらの著作物にはならないし、権利を主張できるわけじゃね〜よ。アシスタントがベタ塗り手伝ったからって著作者じゃね〜んだよ!アホか!
ましてや「自分が演じているシーンが今でもPVなどに使われている」とか書いてるんだよ。
あんたら演じてただけで顔出しすらしてないだろ〜が!そんなモン侵害でもなんでもないよ!

ボクの連載マンガ「カソクキッズ」はKEKの監修を受けて描いているけど、それでもアレはボクの著作物だよ。他の著作物だって、編集者とかスタッフとか読者とか、大勢の意見を取り入れて作られているし、アシスタントが描いたカットだっていっぱいある。だけど、だからって「そのコマの著作権はアシスタントのもの」になるわけじゃない。そんなの、誰かにプレゼントしたモノを相手が使ったら使用権をよこせと言ったり、会社を辞めた社員が自分が在職中に関わった事業の権利は自分のものだと言うようなモンだ。そんなバカなことがあるはずがないだろが!どんだけ自己チューなんだ!?


なお、誹謗しているのは彼等だけじゃない。BOSS氏の不祥事のときは、新聞にずいぶん叩かれた。まぁ、それは仕方ない。ヒーロー逮捕として面白おかしく偏った報道をされたとは思うけれど、事実は事実だ。
だけどねぇ、その新聞をBOSS氏の子供に見せつけて「あんたの親は犯罪者よ」と、わざわざやった親がいたってんだから。
おい、子供に罪はないだろう!!自分の姿を鏡で見てみろよ!

ボクはそういうこと様々なことを知って、今、イバライガーを支援してるんだ。
イバライガーが好きというよりも、イバライガーを成功させて、こういう情けない真似をする連中を見返してやりたいと思ったんだ。
だって悔しいよ。ボクだって親だもん。
そのときの子供の気持ちを考えたらさ・・・。
てめぇらぁあああああああ!!・・・って叫びたいくらいだよ!

最近ではツィッターで「アンチ・イバライガー」などのアカウントで誹謗する人物が出てきたり、ウィキペディアの記述が元IHPの主張と同じ(文章の言い回しも非常に似ている)に何度も書き換えられた事もあった。元IHPの現在の活動団体へのリンクが張られていたりして、めちゃくちゃだったんだけど、元IHPは否定している。自分たちのファンがやったことだろうと。そりゃヒドいファンもいたもんだけど、普通ならファンがやったことでも謝るよな。ていうか、アンタらのトコには、ああいう真似をして恥ずかしいと思わない連中が集まってるわけ?

後日、IHPの誹謗に悩んだBOSS氏からのメールに、こんな言葉があった。

> 僕が思うのは・・・一度倒れたり、躓いたりした人間は二度と
> 立ち上がってはイケないのか?

バカを言うな!そんなコトがあっていいものか!
何度でも立ち上がれ!後ろ指を指したり、誹謗や中傷を言うような連中には絶対に負けるな!
分かってくれる人はいくらでもいる。今のイバライガーの活躍が、それを証明しているじゃないか!
イバライガーファンのみんな、イバライガーを勝たせよう!
ショーのときと同じように、声の限りにイバライガーを応援しよう!
茨城を守るイバライガーを、ボクたちファンが守るんだ!



・・・ちくしょう。アツくなっちゃったよ。でもいいか、もう一度言っておく。
再起しようとしているヤツの足を引っ張るような真似は、人間として恥ずべきことだ。何もしないのはソイツの勝手だけど、人の足を引っ張るような行動は絶対に大嫌いだ。そういうヤツらがいる分だけ、ボクはイバライガーを信じる。そいつらの行動はボクらを強くするだけだ。

みっともない真似をしてる連中は、いい加減に自分たちの情けなさに気付くべきだ。
ヒーローに関わりたいなら、堂々と己の道を歩めばいいじゃないか。そうならボクは認める。場合によっては応援するかもしれない。何度も書くけど、ボクはイバライガーだけに協力してるわけじゃないからね。
でも今のままなら、絶対に認めん。仮に、オマエらの主張通りにBOSS氏がヒーローにふさわしくなかったとしても、オマエらはもっとふさわしくないからだ。

2011年2月、つくば市で開催されたイベント「つっコミ」の3日目。ジャーク王子が登場したとき「道をあけろ!」とイモライガーがかなりキツイ口調で叫んでいた。実はアレは演技じゃない。ステージの最前列に元IHPの連中がいて、いつまでも通路を塞いで邪魔していたからなんだ。ボクはその場にいたけど気付かなかった。イモちゃん、ちょっと口調がキツイよと思って見ていたんだけど、まさか、そんなことが起こっていたとは。ショーの会場にまで挑発しに来るなんて・・・。どんだけ情けない連中なんだ!奴らは「ショーを見に来ただけだ」と言うつもりなんだろうけど、今のイバライガーが嘘でインチキだって主張してるんだったら観に来るのはオカシイだろが!まるで、フラれた相手の結婚式に押し掛けてくるストーカーみたいだぞ。未練たらたらじゃね〜か!

まぁ、とにかく。彼等は嘘は付いてないんだろう。少なくとも直接会ってみて、ボクは当人たちは、本気で自分たちが正しいと信じているんじゃないかと感じた。そうでないと、あの堂々とした態度が説明できない。
トンデモ本の作者もよく書いている。トンデモの多くは善意で行われている、と。彼等もきっとそうなんだろう。彼等は、自らの言動を善意に基づくものだと信じきっているはずだ。

でも、善意=正しいとは限らない。過去の、そして今も続いている悲惨な戦争も、大抵は正義の名の下で行われている。信念があってもシャアのアクシズ落としが正しいハズがない。正義をふりかざして多くの罪のない命が奪われたことはたくさんあるんだ。いや、歴史を振り返ってみれば「正義の行動」こそが、大勢を傷つけてきたと言えるかもしれない。
きっと正義っていうのは主張するモンじゃないんだ。自分の内側に向けるべきもので、正義かどうかを決めるのは本人じゃない。自分の正義を押し付けちゃいけないんだ。


・・・彼等が造反しネットで批判をはじめた頃、ボクらは対策を話し合った。
対抗して声明文とか色々作ったんだけど、そのときはちょっと感情的になっていたように思い、結局は封印した。言われたから言い返すなんて子供みたいだし、ハタから見て気持ちのいい事でもない。ヒーローらしくありたいなら、言い訳とかしないほうがいいだろうし・・・ということで、封印したわけだ。

旧IHPはコソコソしているといった批判を書いているが、くだらない誹謗につきあわないようにしていただけだよ。それと反論を止めたのはボクだ。文句あるならボクに言ってくれ。ただし、ボクは一度キミたちの話を聞いた。そして、それはまったく同意できるものではないことを知った。だから、もう同じ話は聞かないよ。少なくとも「今まで、みっともない真似してたなぁ」と認めてからにしろ。誰かを批判するんなら、まずテメ〜らのエリを糺せよ!

というわけで、結局公式サイトには掲載しなかった声明文なのだが、今回許可を得て、本コラムの締めくくりとして、ここに掲載させていただくことにした。あくまでも、ボクの「イバ日記」の一部として。




■代表からのごあいさつ


イバライガーの活動は、これまで沢山の方々の声援とご支援によって支えられてまいりました。
その紆余曲折の約2年半の間を、支えてくださった方々がおられます。ご迷惑をおかけしないためにも、個々のお名前は伏せさせていただきますが、本当に多くの方のお力をお借りして、今日まで困難を乗り越えることが出来ました。
とりわけ、一番厳しい時期に手を差し伸べてくださったS社様の多大なるご支援、そして我々に代わってイバライガーRを支えてくれたIHPメンバーには、この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

多くの皆様のお力のおかげで、イバライガーは不死鳥のように蘇り、2009年末からは「茨城元気計画」として体制も一新し、数々のイベント、テレビ出演、ステージショーなどの活動を続けております。
特に3月21〜22日の「コみケッとスペシャルin水戸」では、地元の、そして全国の皆様からの声援を直接感じる事ができました。かつて、私自身の軽率さによる著作権法違反で全国のコスプレイヤーの方々にもご迷惑をかけたにも係わらず、多くの方がイバライガーを受け入れてくださいました。
本当に、本当にありがとうございます。あの日の声を、集まった皆様の姿を、私は決して忘れません。

私たちは、皆様からいただいた勇気と力を胸に刻んで、本当のヒーローとして多くの人々に愛され地域に貢献していけるよう、これからも活動を続けてまいります。
また失敗することもあるかもしれません。迂闊なことをしてしまうかもしれません。思うように前に進めずに迷うこともあるかもしれません。それでも、一歩一歩、足を止めずに、歩んでいこうと思います。
まだまだ発展途上の「茨城元気計画」ですが、どうか、私たちを見守っていただけますよう、そしてご指導、助言を賜りますよう、お願い申し上げます。

2010年4月6日(個人名は筆者の判断で割愛させていただいた)



<BOSS氏の追記>


今回掲載させていただいた「沿革(※うるの注:この文面には経緯説明の沿革が付記されていたが、極端な長文の上、コラム本文と重複するので割愛させていただいた)」では、これまでの経緯を包み隠さず、記載するよう心掛けました。ヒーローに隠し事があってはならない、と思うからです。
自らの夢を乗せてヒーローを生み出し、しかしボク自身の軽率さによる著作権法違反で汚してしまい、それでもあきらめずに支えてくれた大勢の人々。
現在の「茨城元気計画」は、いつか来るべき未来を信じてヒーローを続けていこうと思ってくれる仲間たちのおかげで支えられています。
そして、イバライガーの活動を理解してくれて、ショーで、イベントで、ホームページ、ブログ、ツィッターなどで応援してくれる皆さんのおかげで、我々は活動させていただいているのです。

ボクは大勢に迷惑をかけてしまった過去を持っています。
だからこそ、それを越える何かで、社会に報いなければなりません。イバライガーを信じて集まってくれた人々にも、イバライガーに期待してくれる人々にも。
これまで、ボク自身が表立って動く事で、イバライガーの足を引っ張ってはいけないと悩み続けてきましたが、今は覚悟を決めました。躊躇することもまた、イバライガーのヒーロー性に影を落とすと思えたからです。また、不祥事当時から今日までの状況を顧みると、ボクが表に出る事を控えようとしたことが混乱を大きくしてしまった側面もあります。

これから、ボクは代表として行動させていただきます。
批判されるのは当然のことです。失敗や過ちを隠してはいけない。堂々と出ていき、反省の気持ちは行動で示すしかありません。
どうぞ、ボクと「茨城元気計画」、そしてイバライガーを見守っていてください。




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