ノンフィクション/実用ガイド/コラム
広告まんが道の歩き方シリーズ
Kindle版/各1,000円+税/既刊5巻+別巻3巻(全12巻予定)
■各巻の紹介(解説・試し読み等)
※ページ数はAmazonでの「紙の本の長さ」に準拠しています。
この「第1巻/基礎編」では、広告漫画を引き受けるのはどういうことか、依頼主はどういう相手だと考えるべきか、といった「広告業界で漫画を描くということ全般」について触れています。
基本的にはギャグコラムだと思ってくれていいんですが、内容自体はマジです。すげぇバカなこともたくさん書いてあるけど、ほとんどは本当にその通りのバカやりながら仕事してきたドキュメンタリーなんです(笑)。
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この「第2巻/営業編」では、主に漫画家の営業活動について触れています。漫画家が営業まで行うのはあまり効率的ではないとは思うのですが、代理店や編集プロダクションの多くもまた漫画の専門家ではないため、筆者としては、漫画家自身も自分なりの営業術を磨いておくほうがいいと思っています。やらずに済むならありがたいけど、ラーメン屋さんだってラーメン作ってるだけじゃ済まないのがフツーですしね(笑)。
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この「第3巻/打ちあわせ編」では、主に一般企業との打ち合わせなど、コミュニケーションについて触れています。
広告用の漫画の大半は、普通の漫画作品ほど面白くないのですが、それは広告だから面白くないのではなく、相互理解の不足によって漫画本来の面白さが殺されてしまっているからである可能性が高いと思います。だってボク、営業パンフでゾンビ出したり、リヴァイアサンを召喚したり、光弾を放ったりしたけどOKだったもん(笑)。
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この「第4巻/制作編」では、実際の漫画制作段階でのアレコレについて触れています。広告用だろうが普通の漫画だろうが描き方に変わりはないはずなのだけど、それでも作画段階で工夫をしておかないと大変な目に遭うこともあるんですよ。
ただし、描画テクニック的なことについては、ほとんど触れてません。そういうのは一般の技術書・参考書を読んだほうがためになるし、筆者は人に絵を教えられるほど上手くないんです。お読みになる皆さんのほうがずっと上手いはずだから、触れられないの。あしからず(笑)。
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この「第5巻/ヒストリー編」は、これまでの4巻とは趣きが違います。本書では、筆者が今まで何をどうやってきたかについて語っています。
つまりは自分史なのですが、別に自分の半生を自慢したいわけではありません。営業でも、打ち合わせでも、制作でも、筆者がやっていること、やってきたことは、自分がどういう経験をしたかに基づくものです。つまり同じ経験をしていなければ全く別な答えを出すこともアリなのです。だからこそ、筆者の考え方の根幹になっている部分を伝えることは大事だと思ったんです。
筆者は様々な幸運に恵まれて、この仕事で生き延びてこられました。筆者が優れていたからではなく、巡り合わせで生き延びられただけなのです。そして、同じことが万人に起こるわけがないから本シリーズを書いたというところがあります。
運で得たものである以上、筆者が得たものは筆者だけのものではないと思うんですよ。
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