代理店・業務提携について
外部スタッフ募集について
社員募集について

■外部スタッフ募集について
制作にご協力していただける外部のデザイナー、DTPオペレーター、漫画家、イラストレーター等の皆様を常時募集しております。
ご興味のある方は、以下募集要綱をご確認の上、「応募フォーム」よりご連絡ください。
(「uruno@urutaku.com」へのメールでも受け付けています)

■2016年7月24日:追記
外部スタッフ募集は、内部スタッフだけでは対応しきれない案件があったときや、病気や怪我などの「もしものとき」のための対策として行っているものであり、お仕事紹介サイトのようなものではありません。このため、応募いただいたとしても、お仕事の発注を保証することはできませんし、すぐに何らかの連絡をするお約束もできません。そうしたことをご承知の上で「それでも一応、応募しておこう」という程度にお考えください。
このところ「応募したのに発注してくれない」といった問い合わせをいただくことが重なったのですが、ウチは外部の他人に仕事を回すために営業しているわけではありません。あくまでも自分たちのリスク対策のために、外注できる人と知りあいになっておこうと募集を行っているだけですから、すぐに何かを依頼したりすることはありません(頼みたい案件があったとしても、よほど信頼できるキャリアのある方でない限りは、まずはお会いしたり、作例や仕事ぶりを見せていただいたりして、互いを理解しあってからです)。
私たちとしては、むしろ「今すぐに発注したいナニカ」ではなく、外部の皆様と協力しあって「新しい仕事」を創出していきたいとの思いのほうが強いです。ですので、そうしたご提案やご意見をいただける方は大歓迎です。

■外部スタッフ募集要綱
応募条件 未成年者の応募はご遠慮ください
それ以外には、年齢、性別、国籍、プロ、アマ一切問いません。
※絶対条件ではありませんが、できるだけ直接お会いできる方を希望しています。
業務内容 ●デザイン系=WEB、チラシ・ポスターなどデザイン全般およびDTP等
●作画系=各種漫画、各種イラスト、カット、似顔絵などの作画等
●ライティング・企画系=漫画のシナリオ執筆、広告コピー作成等
発注・納期 案件単位でお見積もり、またはご相談させていただきます。

「こうした条件(スケジュール、額面含む)でお願いできますか?」と連絡することはありますが、強制したりすることはありません。互いの条件が合致した場合に、ご発注に至ります。
応募方法 以下フォームよりご応募ください(同様の内容を記載してあれば、通常の電子メールや郵送でも構いません)

案件単位では、契約書の類いが必要になる場合もありますが、スタッフ応募自体に関わる契約書のようなものはございません。イラストレーターの紹介事業ではないため、特に登録の形式などは規定しておりませんので、フォームよりご応募いただいた内容を外部スタッフとして登録させていただきます。
著作権の取扱い 当社では「著作権は放棄しないが、主張もしない」という方針ですが、外部スタッフの方の場合は、個々の要望に合わせます

著作権をどの程度主張するかは、実際の受注にも大きく影響するため、応募される方ご自身でお決めください。当社はそれに従って取り扱うよう、クライアントにアナウンスします。また、クライアントサイドから著作権に関する条件が提示された際は、その旨をお知らせし、引き受けるかどうかを判断していただきます。
お支払い 現時点では、当社への入金確認後のお支払いとさせていただいており、発注時に案件お支払い期日をご連絡いたします。

※案件全体としては皆様が担当された部分以外(例:漫画の場合、冊子のDTPやデザイン工程など)が含まれるため、皆様からの納品が業務全体の完了を意味するものではありません。

※代金を先払いでお預かりしている場合は、納品時点でお支払いの手続きをさせていただきます。制作者を支えることも業務の一部ですので、将来的には、すべての場合において、納品〜即お支払いにしたいのですが、まだ小さなプロダクションなので、今はちょっと無理です。
その他 当社依頼にて制作された作品は、当社WEBサイト等の実績紹介に掲載される場合があります。WEBサイト、自社広告など、不特定対象に公開される場合は、制作者名をクレジットさせていただきます。(WEBサイトをお持ちの場合は、リンクを設定します)
クレジットの表記については、制作者の希望に沿いますので、「個人名」「会社名」などをご指定・ご連絡ください。

ご応募いただいた場合でも、発注を保証できるわけではありません。ご了承ください。

その他不明点や確認したいことがあれば、フォームの備考欄にお書き添えください。


■外部スタッフ応募フォーム
応募いただいた方に、お一人ずつご返信できるわけではありません。外部の方のお力を借りたい案件があったときに、ご応募いただいた方の中で最も適任と思われた方にご連絡させていただいております。
お名前(必須)
メールアドレス(必須)
ご住所(必須)
お電話番号(必須) ※携帯電話でも可
FAX番号
URL
作品見本の提出方法(必須) メール添付 郵送 WEBを参照
作業環境 Mac Win 手描きのみ
当社企画への参加 参加したい 時間があれば協力 参加できない
その他(ご意見等) 土日は連絡不可、急ぎは無理といった条件があれば、それもご記載ください。

■外部スタッフ募集について
以下メッセージは主に漫画を中心に書かかれておりますが、漫画だけを意図したものではありません。すべての制作物に対して、私たちは同様の考えを持っております。
(ちょっと長いけれど、できるだけお読みください)



■募集の経緯
これまでは、主に私自身も含めた社内スタッフでの制作がほとんどでした。けれど、多彩な提案をしていくためには、内部だけではタッチ不足、アイディア不足に陥ることは目に見えています。また最近、受注量自体も増えつつあり、内部制作だけに頼っていては追いつかなくなることが予想されます。さらに、内部だけでは成しえない企画にも挑戦していきたいと考えております。
こうした経緯から、[URUNO CREATIVE OFFICE]は外部スタッフを募集させていただいております。

■漫画の実力を示したい
日本は漫画大国と言われていて、夕べ(05年6月)観た「スカイキャプテンDVD」の特典映像でも、監督さんが「日本の漫画やアニメは他国とは格が違う」というようなコトを語っていました。
けれど、その割には市町村のキャラクター等、つまんね〜と思いません?
それに漫画で広告やパンフを作るときだって、「島○作」とか「釣○バカ」とか、せいぜいが「OL進○論」ってトコ。クライアント様の多くは、サラリーマンはヤング誌しか読んでいないと思ってるんですかね?。電車の中でちょっと見回せば、「少年」と付く漫画雑誌を読んでいる大人の1人や2人、すぐに見つかるのに。
「島○作」や「釣○バカ」も素晴らしい作品だとは思いますが、漫画ってソレだけじゃないし、そもそも「島○作」の類いは人間ドラマです。いくらビジネスだからって、極端にページの少ない広告漫画には本来不向きだと思います。
むしろ「ガオ○イガーみたいなロボットがガッツーンと迫ってくる新製品告知」とか、「島○和彦みたいな熱血社史」とか、「お○ゃ魔女みたいな萌え系娘が案内するカタログ」とか、「あお○び大根みたいなキャラがノヘェ〜〜っと解説するマニュアル」とか、「絵本として楽しめる卒業アルバム」とか、やってみたい!
・・・って言っても、同人誌じゃないし、パロディでもない。企業イメージ、商品イメージってものがありますし、好き勝手に暴走した企画をぶつけるわけにもいきません。
けれど、日本の漫画の、本当の力を広告に活かすには、どこかで殻を破らなきゃいけないと思うのです。「ありがちな市町村キャラ」も作るでしょう。「島○作」みたいな漫画も描くでしょう。でも、最初から「そういうのでしょ?」と決めてつけたくはない。チャンスがあれば、私たちはどんどんトンデモな提案をしていこうと考えています。

■漫画プロへの道はいくつもある
雑誌に描いてなければプロ漫画家ではないのでしょうか?。
私はそうは思いません。特に広告漫画は、漫画そのものが商品ではないため、一般的な漫画とは異なる視点、構成、条件が求められます。お客や商品に媚びて、作品性が失われてもいけません。広告というステージも立派な創作現場であり、そこで活躍する漫画家は、やはり誇り高きプロなのです。

「でも、結局は人の注文に合わせて描いているのだから、自分の作品を描く漫画家とは違うんじゃないの?」という方もいらっしゃると思います。
そうでしょうか?。
例えば「名探偵○ナン」で、「A社の商品が事件解決の鍵になる」といった話だったらどうでしょう?。立派な広告漫画ですが、明らかなオリジナル作品でもあります。
さらに「○○を作った男」のようなドキュメンタリー作品は?。これも広告でもありオリジナル作品でもある。

■創作できる仕事をしよう
私が目指すのは、漫画家やイラストレーターとクライアントのコラボレーション。
テレビで言えばタイアップ番組のようなもの。クライアントから題材(商品だったり企業だったり)をもらい、それを作品にする。制作ではなく「創作」。

私は(作る人にとっても)広告をもっと面白くしたい、と思っています。
皆さんのお力をお貸しください。

それでも雑誌で連載してみたい、という方は多いでしょうし、漫画誌での経験はとても貴重なものですから、ぜひ挑戦して欲しいと思います。私も漫画家の端くれですから、プロを目指す人の気持ちも判ります。デビューが決まったときの、一生忘れられない感動も味わって欲しい。プロの現場について、ある程度のアドバイスはできますから、応援します。
デビューのチャンスを窺いながら、広告の仕事も修業の1つとして、やってみてはどうでしょう?(デビュー作品として使用することはできないですが、出版社に持ち込みして見てもらうにはOKですしね)。

■雑誌に描かなきゃ漫画家じゃないの?
だいぶ前ですが、「13歳のハローワーク」という本が話題になりました。そこには「漫画家」も載っていましたが、漫画家になるには、雑誌社に売り込んで仕事をもらうしかない、といった記述でした。
そうでしょうか?。私は漫画家ですが、今は雑誌では描いていません。主舞台は広告です。雑誌に描くことはない、と断言はしませんが、私は「広告専門の漫画家」を自負しています。出版社で描くだけが「マンガで食べていく道」だと考えるのは、間違いだと思うのです。
もしも、マンガの道は雑誌社だけなのだとしたら、そもそも(はっきり言っちゃいますが)、マンガの専門学校とか、ありえないと思うんですよ。だって専門学校って「仕事に就くため」にいくわけでしょう?。漫画家は雑誌社に就職するわけじゃないのだから、学校出たところで「職に就けない」んです。才能の世界だから、就職斡旋も期待できないではないですか。

2006年10月、私は「東京コンテンツマーケット」の会場で、有名な漫画家(名前は伏せさせていただきます)たちと、そういう論議をしました(議論をふっかけました)。彼らは専門学校でマンガ講師をされているようでしたから。けれど「別に構わないじゃないか」「どうせ本当にプロになれると思っている子は1割もいないよ」と一笑に付されました。人にモノを教える人が、それでいいんでしょうか?。雑誌に描くだけが漫画家じゃないと私は思います。

■漫画ギョーカイの歪な構造
マンガ道が狭き門だというのは、私もよ〜く知っています。くぐってきましたから(笑)。それに必ずしも、オリジナルの、描きたい作品を描けるわけでもないのも知っています。結局、企画主体は出版社にあるわけで、作家が優れているかどうかとは別に、出版社の思惑の中でしか描けないのですから。
そして何より問題なのは、市場がとてつもなく狭いということ。先の有名漫画家の方々は、自分たちの頃に比べればずっと雑誌も増えて、楽になったかのように言っていましたが、それを上回って志願者は多いのです。
しかも、昔と違ってコンテンツが大きなお金を生み出すようになっていて、気軽に掲載してはくれません。藤子不二雄氏の「マンガ道」に描かれていたように、ちょっと挨拶に立ち寄ったら読み切りをもらえた、なんてことはあり得ないのです(私の経験で言うと、読者プレゼントコーナーの挿し絵くらいなら、もらえた)。
さらに一般企業なら、先輩はいずれ管理職になって、現場には空きができていきますが、漫画家はずっと漫画家です。職に就けない個人業なんですから、組織のように昇進なんてことはないのです。
出版社ベースでモノを考えているなら、学校作って人材を量産するような業界じゃないと思えます。

私は漫画家も芸人の一種だと思っていまして、芸(マンガ)を見せて、お代をいただいていると考えています。
で、吉本興業や芸能プロダクションを考えてみましょう。無名の新人芸人や新人アイドルでもテレビに出ます。恐らくはノーギャラだったり、極端に安かったりするでしょう。でも、それでいいわけですよね。そういう「実績」を作って地方の営業を取ったり、CDの宣伝にしたりするわけですから。
お金を稼ぐチャンネルがちゃんと用意されていて、会社がプロデュースしてくれる。芸能界はそうなっています。タレントの大半は社員。生活の面倒も(少しは)見てくれるわけですよね。
出版社と漫画家の関係も同じなら「業界」だと思うのですが、そうではない。生活は保証しないけれど、作品はよこせ、なわけです。確かに、売れれば、それでいいですよ。でも、自分の作品が売れるかどうかなんて誰にも分からない(その方程式があるなら誰も苦労しない)わけです。大金を生み出す世界ではありますが、それは、それだけ理不尽でリスクが高い世界だからなんです。

■広告マンガ業界ならどうだ?
私は広告の世界でマンガを手掛けています。私は個人ですが、それでも描くだけではなく、プロデュースのみ、シナリオのみといった仕事もありますし、部下に任せることもあります。普通の企業と同じなんです。当然、将来は「描き手」ではなくなり、現場は後進に譲ることになります。マンガの仕事だって、ちゃんと職に就けるんです。
さらに、市場は無制限と言っていいでしょう。なんせ、すべての企業や公共団体、ときには政府や国家までがお客なんですから。広告という世界を視野に入れてこそ、漫画家を量産していいのだと私は考えています。
そんな市場なのに、みんな気づかないでいるように思います。

■本気で取り組まないから、広告マンガが面白くない
時折、マンガの広告を見ることはあるでしょう。でも、面白くないでしょう?。広告だから仕方ないなどと思っていませんか?。そんなコトはないと思うのです。面白くないのは、作り手が面白くしようと努力していないからです。所詮は広告、その場限り、ちょっとしたアルバイトと思っているのでしょう。
私は一般誌に連載(あるいは掲載)しているような漫画家さんで、広告も手掛ける人も知ってますが、やはり雑誌にオリジナルを描いてこそ漫画家であり、広告の仕事なんてのは恥ずかしいとさえ思っているようです。
そうですか?恥ずかしいですか?
企業の広告デザインだって、立派な作品で、広告デザイナーたちは誇りをもって仕事しています。そういう仕事は恥ずかしいのですか?
広告マンガがつまらないのは、誇りをもって、本気で広告に取り組む漫画家が少ないからです。広告だからと作品性も責任もないようなものを平気で出してしまう。見本に取り寄せた某有名プロダクションの広告マンガを持っていますが、アナタ、絶対にビッグコミックにこの程度の作品を出したりしないでしょう?。広告だからってナメてるんです。企業から代金をいただいているはずなのに。

漫画家を目指す皆さん、広告の世界では楽しく描けないなどと思っていませんか?。そりゃ、ある程度の制限はあるし、広告として役立たないと意味がないのも事実です。でも、そんな中でも面白い仕事はできるんです。自分の世界を表現することも。それは、長年この世界で生きてきた私が保証します。

プロとして、本気で広告の世界で描いてみませんか?

■追記:利点もあるんですよ?
普通の漫画家なら学ばないだろうマーケティングや、それに基づいたデザインなどの知識や技術が身に付くことです。
マンガの冊子を描くとしても、実際には表紙のデザイン、コラムや広告欄のレイアウトなどもしなければならないし、それにはDTP技術も必要になる。
私自身は漫画家なんだけど、ときにはコラムライターで、ときにはデザイナーで、ときにはオペレーターで、マーケッターにもなる。だから、実際には「漫画家らしい仕事」をしているのは、全体の2〜3割でしかないんです。
でも、中心はいつも漫画家で、そこは絶対に守っています。只のデザイナーやライターじゃドングリの背比べになっちゃっいますから。漫画家が漫画家ならではのアイディアや切り口で作るからこそ、商品価値があるわけです。
マンガを描きながら、そういうものも学んでいければ、就職するにせよ、一人立ちするにせよ、絶対に有利です。カットやイラストが描けて、しかもDTPやデザインの知識もある新人なんて、デザイン会社がほっとかないでしょう。
もちろん、雑誌に載る漫画家を目指すのは良しです。でも、マンガの仕事に就きたいと思っている全員が、本当に「有名プロ漫画家」になれるとは思っていないでしょう?。自信はないけど、でも、目指してみたいという人の方が多いはずです。でも、人生を賭けて挑める人も少ないだろうし、ならば「保険」は必要でしょう。そして、どうせなら、やりたかった仕事から離れないで済むほうがよくないですか?。プロとして、海千山千の出版社と亙りあうのは苦手だけど、描き続けていたいなんて人はいませんか?

実際に、そういうモノを作り続けている私たちが指導します。あ、いや、指導っていうのはおこがましいですね。協力してくれるなら、無償で。なぜって、そのほうが自分たちにとっても有利だからです。
いかがです?一緒に「マンガ業界」を作っていきませんか?

(以上、マンガの部分を小説などに変えても同じことだと思います。ネット発の「電車男」などを例に挙げるまでもなく、企業サイトに連載した広告小説がヒットすることだって、十分にあり得ると思うのです。事実、ウチのスタッフ作家にも、そういうオファーが来てますし、意外なプロデビューの道ってあるんですよ。マンガ専門誌に載ることを目指すにしても「プロとしての実績を作りながらチャンスをうかがう」のだって、悪くないと思うのですが?)

2005年6月20日
URUNO CREATIVE OFFICE:代表「うるの拓也」
(2007年3月/08g 8月改稿nスx年)



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