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以下、記載している内容をよく読むと「なんだ、当たり前じゃないか」というレベルの話です。実際、現実のお店では毎日普通に行っているはずのことばかりです。
ですが、そんなアタリマエをちゃんとやっているホームページは少ないのです。
ホームページの運営を難しく考えないで、商売として当たり前のことをちゃんとやる、と考えて企画・制作し、運営していくことを心がけてください。

■企画編

計画性の欠如

ホームページを作る前に、まずなんのために作るのかをじっくりと検討すべきです。
どのような情報を、どう伝えて、どういうアクションを誘発するか、ということで、「設計図」がきちんとしていないと、どんなに見た目がキレイでも所詮はジャンクです。どれほどの費用や技術を投じても、何の効果も得られないでしょう。
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ターゲッティングの欠如

どんな人に見て欲しいのかも作る前に考えるべき部分です。相手の年齢、性別、環境などを具体的にイメージしておかないと、まったく効果が出ない、ということになります。高齢者を相手にするときと10代の若者を相手にするときでは、表現も内容も宣伝方法もまったく異なります。
例えば中高年を狙うのであれば、クリックしやすい大きなボタン、専門用語を避ける、大きめの文字などの工夫が必要ですし、接続速度やPC自体も、あまり良くないことも多いので、早い表示を心がけないとマズイでしょう。デザイン的にも、その世代向けのものであるべきです。
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体制の欠如

ホームページでやろうとしていることを実際に行えるか、も大事なポイントです。よくあるのは不動産や中古車などの情報をデータベースで公開する、といった類いですが、優れたデータベースを高い費用を投じて作っても運用できないのでは何にもなりません。やりたい内容と現実にやれる内容のバランスをとることも、ホームページ計画の重要な部分です。
■実際にあったトンデモ話
不動産のデータベースサイトを(それなりの予算をいただいて)作りました。初期登録は当社で行い、以降の追加・変更はお客様側で行えるように作りました。しかし、お客様は自社にそうしたシステムを扱えるスタッフがいないことを見落としていました。納品時にマニュアルをお渡しし、使い方を説明し、そのときは「簡単だ」と納得されていましたが、わずか2ヶ月で管理は事実上停止。
できると思っての発注だったのでしょうが、思うのと実行するのでは天地の開きがあるものです。(上司様や経営者様がスタッフに押し付けても無理が生じるものです)
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認識・モラルの欠如

インターネットが何か、何が出来て何ができないのか、といった基本を理解していない方が多いのも問題です。
本当はまず最初にやるべきことがコレです。他社は何をやっているのか、便利だと言われていることは本当に便利なのか、など、実際に自分でインターネットを使ってみて、自分がこれからやろうとしていることを体験しておいてください。専門的な知識や技術はアウトソーシングしたほうが無難ですし効率も良いのですが、基本的な部分だけは理解しておくべきでしょう。
さらに、最も基本的で大事なポイントとして、インターネットを使う上でのマナーやモラルについての基礎知識を抑えておくべきです。現実の一般常識に照らし合わせればいいだけなので、さほど面倒もないはずなのですが、パソコン画面という無機質なものと向き合っていると、その向こうにいるお客様への配慮が欠けてしまう傾向があるようです。現実に目の前にいる人を相手にするときと同じように、失礼のないように対処するためにも、一度はネットマナーに関する書籍や資料に目を通し、スタッフ全員に徹底させておくべきでしょう。
■実際にあったトンデモ話2
あるお客様からクレームの電話が入りました。「yahoo!でウチを検索したら、右のハジに[アマゾンでも○○(お客様サイト名)を探す]と出てきたぞ!。ウチは本なんか出していない。どういうことなんだっ!!」
・・・正直、絶句です。一応、説明させていただきましたが、この方の場合、基本がまったく分かっていないようで、心底納得されたかどうかは分かりませんでした。
みんなが普通にやっていることであっても、クルマに乗るには教習所で学ぶように、インターネットをご商売に使うのでしたら、最低限の知識は身に付けるべきでしょう。
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■制作編

コンテンツ(内容)の欠如

チラシやパンフレットでは通用した表現や記述でも、インターネットでは逆効果ということがあります。ホームページ上では閲覧者に「クリックする」といった行動を要求することが多く、相手に何かをさせる以上、それに見合った内容を用意してあげる必要があるからです。たかだかマウスポインタを合わせて押す、というだけの簡単なコトとは言え、わざわざクリックするのですから、閲覧者はそれなりの結果を期待します。ましてや、わざわざ検索したり、URLを打ち込んだりといった手間をかけてたどり着いたとしたら、その気もないの目に入った街角のポスターと同じレベルの情報で満足するはずがありません。
ここで「期待通りあるいは以上の内容を提示できるか」が勝負の分かれ目で、期待以下のレベルなら購買意欲が減退し、お客を逃してしまいます。お客様に満足していただける様々な工夫は必ず考慮すべきです。

ただし、枯れ木も賑わいとばかりに、やたらとメニューを増やしても、中身のないコンテンツなら、いっそないほうがマシです。例えば「詳しい案内」というボタンがあって、クリックすると「詳しくはお問い合わせください」「工事中」などと書いてあっては閲覧者を失望させるだけで、信頼や期待を失ったお客様をもう一度呼び戻すのは、初回以上の費用と労力がかかります。ほとんどの場合、あきらめるしかないでしょう。閲覧者の期待に応えるだけの内容は、最低限用意してからコンテンツを立てるべきです。
■実際にあったトンデモ話
とある業界団体のホームページを担当したときのこと。コンテンツ企画をまとめて、こういう内容にまとめましょうと提案し、了承も得たのだが、その後の調査で団体には活動実績がほとんどゼロだということが判明。業者会として年に1回程度集まることがあるというだけで、事実上なにもしていなかったのです。
なにもやってないんじゃ、なにも書けないじゃないか!テキトーにソレっぽくまとめてくれ、と言われましたが、ボク、ウソは書けませんよ。閲覧者にも失礼だし。結局、座談会のようなものを開いてもらって、そのアーカイブを掲載する事で、かろうじてコンテンツと呼べるモノを掲載できたけれど、実態がないのはそのままだから、あまり意味はありませんね。ホームページのハナシの前に、まず、まともに営業してる事。そんなことはアタリマエなんですけど。
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技術・知識の欠如

コピー用紙に手書きで商品名や価格を書けばお店のメニューは作れます。材木を買ってきて文字を書くだけでも看板は作れます。が、多くの場合は、ちゃんと専門業者に依頼してキレイに作ります。
「ホームページビルダー」などの作成ソフトを覚えて、自作ホームページを立ち上げると、やれば出来る!、と満足感や達成感は得られるものですが、ちょっと冷静になって、他社のサイトもよく見てみましょう。
「作れる」と「役に立つ」はまったく別のことです。
「知っている」と「やれる」も別のことです。
貴方がデザインや企画の専門家でない限り、実際に集客に使えるホームページを求めるのであれば、やはりプロに依頼するかアドバイスを求めるべきでしょう。独力でやってどんなに安く済んだとしても、何の効果もなければ意味はありません。
プロに頼めば必ず効果があるとは言いきれませんし、中には素人同然の会社もありますが、経験豊富なプロであれば、まったく的外れなモノを作ることはありませんし、グラフィックなどは高いレベルで整えてくれるはずです。
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グラフィック、デザインの欠如

最低限のグラフィック性は見やすさ、使いやすさの意味でも重要です。また、買いたい気持ちを高めるうえでも、相応のグラフィックがあることは意味がありますし、そもそも他社と比較して、著しく劣るデザインや稚拙なビジュアルでは、真剣味が感じられず、欲しいものがあったとしても注文に至らないケースが多いのです。
ただし、ホームページのダウンロード(表示)に時間がかかりすぎてアクセスできない、面倒といったことでは本末転倒なので、閲覧者の環境も考慮してデザインする必要があります。
■デザインやレイアウトは商品がもともと持っている力を引きだすだけ
デザインの善し悪しで商品が売れる売れないは確かにあります。ただし、「どこでも買える普通のハブラシをネット販売するから、売れるデザインを考えろ」とおっしゃられても、それは無理というもの。例えば大人気のスターを起用したカッコイイ商品ポスターを作っても、商品がダメならポスターの人気が上がるだけで、売上は上がりません。本やCDなどなら、ジャケットがカッコイイから買ってしまうこともありますが、それはデザイン部分も商品の一部だからです。
WEBや広告のデザインは、あくまでも商品を引き立てるためのもの。主役がしっかりしていないと、どんなデザインも意味がないことをお忘れなく。
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情報整理の欠如

内容が充実していても、散漫であっては読んでくれません。最悪のパターンは、商品情報の間に「個人の趣味」的なページが紛れ込んでいたりする類いで、閲覧者にとって邪魔になるノイズ以外の何モノでもありません。
また、ホームページ等の場合、途中から見る、知りたい部分だけ見る、といったアクセスも多いので、単独でも意味があり、なおかつ前後の情報を参照すればもっと深く伝わる、といった構成が望ましいでしょう。メニューの区分がどんなルールに基づいているかが明確ならば、欲しい情報がどこにあるかを推察するのも容易です。
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ナビゲーションの欠如

自分の欲しい情報に容易に到達できる構成も大切です。何度もクリックしないと欲しい情報が得られないようでは、到達する前に閲覧者はどこか他所へ行ってしまいます。平均的な規模のホームページなら、最大でも2クリック程度でどんなページにも行けて、しかも自分がどこにいるのかが一目でわかるようにしておくべきでしょう。メニュー自体の表現も分かりやすく、容易に内容を想像できるものでなければなりません。
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インタラクティビティの欠如

あなたのホームページで見つけたサービス・商品を買いたい、問合せしたい、と思ったときに、それを行えるようにしておく体制のことで、すぐに分かる場所にメールアドレスや電話番号を記載しておく、といった当たり前の配慮です。
当社の経験上、やむを得ない事情でインターネット経由の問合せに応じられない場合もあることは理解していますが、その場合でもなるべく早く対応できるように方策を考えるべきです。特に物販系の場合は、ネット上での注文は当然と考えられていますから、オンラインの受注チャネルがないのは致命的です。
また、そうした問合せに可能なかぎり迅速に答える体制づくりも重要です。
「あのページにある商品はいくらなの?」といった簡単な質問に何日も返答されない、などという状況では、ホームページでの集客アップは望めません。
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責任の欠如

公共の場所であるインターネットに自社の情報を表示し、商品やサービスを買ってもらいたいと思うなら、当然、それらに対する責任が生まれます。販売責任者は誰なのか、問い合わせ先はドコなのか、クーリングオフへの対応はどうなっているのか、個人情報をどう保護しているのか。そうしたことを、キチンと明示しておくことは、とても大事です。どんなにいいサービスでも、責任を果たしてくれそうになければ、誰も買わないですからね。
また、ホームページに掲載するためだけに適当に決めればいいといった態度ではいけません。責任を本気で果たそうとしていると感じてもらえなければ、やはり誰も買わないのです。例え一時的にゴマかせても、そういうことはスグにバレるものです。企業としての社会的責任を本気で考えて、取り組んでいくことは、ホームページのアクセスアップにも大切な事なのです。
■実際にあったトンデモ話
当社で担当している、ある会社のホームページ担当者(女性)が泣きながら電話してきました。業務提携して新しい事業をスタートするが、こちらに問い合わせやクレーマーからの電話が来たら困るから、ホームページから電話番号や住所表示を消してしまえ、と社長から言われたそうです。「会社の電話番号や住所を隠しているなんて、あり得ない」と、この担当者は強硬に反対したのですが、そしたら担当を外されてしまったらしいのです。もちろん私も反対したのですが、聞いてはもらえず、結局今でも電話番号は隠されたまま。社長さんは業績が思ったように伸びずに悩んでいるようですが、そんな状態では当然だと思うんですよね。
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■運営編

更新(リニューアル)の欠如

更新が少ないと見てもらえない、と言われますが、正しくは多い少ないではなく、閲覧者が見た時点で、適切な内容になっているか、ということであり、更新をノルマ的に行うことではありません。伝えるべきことを伝える、古くなった情報なら削除する、といった常識的な管理をきちんと行うということです。
ただし、ホームページを見ていきなり注文や問い合わせを行う人は稀であり、多くの場合は訪問2回目、3回目まで検討期間をおくものです。そしてホームページはイコールそのお店・企業ですから、日々なんらかの活動を続けており、変化があるものです。にも関わらず、いつまで経っても新しい情報が掲載されていないとなると、企業として正常に活動しているのかどうかが掴めませんから、相対的に信用性が下がってしまうのです。
本当にお客様に信用してもらい、安心して問合せしてほしいのであれば、その根拠として「更新」を行うべきでしょう。
ちょっと大変ですが、次回更新日を明確にしておけるのであれば、なお一層よいと思います。
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プロモーションの欠如

どんなによく出来たホームページであっても、周囲に知られていなければ、ただの自己満足ですから、一定のプロモーションは必要です。
検索エンジンへの登録は当然ですが、オンラインばかりでなく、チラシや封筒、名刺といったツールにもホームページのURL(アドレス)を記載し、認知度を高める努力は不可欠です。個人店等の場合は、店頭・店内に貼り出すなどといった方法も意外と効果的です。
また、主要なお客様にはメール配信などの方法で、こちらから積極的に情報をリリースしていくのもよい方法です。ただし、一方的な押し付けにならないように、相手の了承を得てから行わないと、トラブルの原因になります。
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自立性の欠如

よく「どうしたらいい?」「何も分からない」といったご質問や相談を受けますが、失礼ながら「分からない」のは、調べていないからだと思いますよ?。
調べたけれど分からない、という場合も、それは最初から理解する努力をしていない方が多く見受けられます。人間は真剣に聞こう覚えようという気持ちがなければ、どんなに丁寧に教えても身に付かないものです。まず「やるぞ!」という気持ちを持って、私たちの話も聞くのではなく「盗む」つもりになってほしいと思います。

パソコンは難しいと言いますが、10年は修業が必要といった熟練工並みの苦労があるわけではありません。初めての人でも、本気でやれば数ヶ月後には一般的なレベルになってしまうものです。
インターネットは、自分で覚え考え工夫するのが大原則です。私たちもそうして覚えてきました。基本は自己努力です。私たちは聞かれれば答えますし、手助けもしますが、頼り切っていれば何もかも上手くいく、などと言うことは絶対にありません。

そもそも確実に成功する方法があるなら、私たちも「制作会社」などしないで、自身の事業としてネット販売をするでしょう?。「絶対儲かる」とか「確実な集客」などあり得ないのです。
私たちは、今までに見てきたことや経験したことを元に「皆さんが考え行動するための情報」を提供しているに過ぎません。「こういうやり方は失敗しやすいですよ」「この方法ではいかがですか?」といったアドバイスはいたしますが、最終的な決断・判断は自分で下さなければならないのです。
制作会社である私たちが言うのは変ですが、人に頼りすぎずに、自立できる体制づくりを進めていくべきです。

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