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本格的なマンガ広告・コミックパンフレット・単行本から、キャラクターデザイン、ちょっとしたカットやイラストまで。キャリアが長い分だけ数も多く、バックアップのないものなどもあるため全ては掲載しきれませんが、様々な表現はご確認いただけると思います。


制作事例(1990〜2008年)
掲載されている事例には「うるの本人」以外のタッチも含まれていますが、ほとんどのタッチは再現可能です(案件ごとの担当範囲を併記させていただいています)。
現在執筆可能なタッチの作例は、マンガ画像をクリックすると見本画像(拡大)を表示しますので、プレゼン資料・タッチ見本としてご利用いただけます。
せっかくご注文いただいても、他の締め切りや先約の案件と重なってしまい、ご希望の納期やスケジュールに対応できないことがあります。正式なご注文の前に電子メール等で、一度、当社の対応スケジュールをご確認ください。(なお、御社だけでなく複数の締め切りに対応しているため、想定外の変更、修正などには対応できない、あるいはスケジュール、ご予算等に大幅な変更が出る場合があります。予めご了承ください。)

過去の作品実績

最新の作品実績(2009年以降)は[コチラ]です。
2009年
■アドクック(東京) 様(09年12月)
HTML年賀メールに添付するためのマンガ。新年のあいさつと、新事業のご案内をマンガで紹介。これもまた「どんなことを伝えたいのか」だけをお客様から伺って、あとは全部こっちで構成した。プロだからね、任せてくれ、あとは実際の作品で納得させてみせると言い切っちゃうの。ボツが怖い?そりゃ怖いけど、そんなモンにビビってたらプロでやってけないよ。

■担当スタッフ
ページ数/色数 1ページ/カラー
企画・監修 アドクック
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■土浦商工会議所/土浦ツェッペリン倶楽部(茨城) 様(09年12月)
今年、いや今までで最大の仕事だったと言っていい。広告マンガでは滅多にない60ページの大作。いや、これは広告用ではないのだけど。しかも、ギャグじゃない。リアルな史実に基づいた物語なのだ。たくさんの史料と向き合い、精密な背景を描き、海軍の軍人と7才の少年の交流を通して描く、80年前の真実。こういう作品を描く機会を与えてくれた土浦の人々、そして本編の主人公でもあり、2007年に亡くなられた霞月楼会長・掘越恒二氏に、心から感謝したい。

■担当スタッフ
作品タイトル ツェッペリン伯号80周年記念マンガ
ページ数/色数 60ページ/モノクロ
企画・監修 うるの拓也/土浦ツェッペリン倶楽部
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■エム・システム技研(大阪) 様(09年11月)
今年は2回目のエム・システム技研さん。あいかわらずの「ムダな緊迫感の少年マンガ」で、そろそろネタが苦しくなってきた・・。でも、気に入ってくれていて、こういうのが好きみたいなんだよねぇ。

■担当スタッフ
作品タイトル M6 AC電源対応広告
ページ数/色数 1ページ
企画・監修 エム・システム技研
構成・原作・脚本 うるの拓也
(作画アシスト:高橋昌恵)
作画(コンテ・下絵・ペン入れ)
着色・演出・仕上げ・デザイン

■時空戦士イバライガーR(茨城) 様(09年11月)
かっこいいでしょ、イバライガー!!ボクが暮らす茨城県のローカルヒーローなんだけど、ヒーローも敵キャラもスーツは本格、主題歌は宮内タカユキ、テレビ東京の番組に何度も出演するなど、もはやローカルとは呼べないほどの活躍なのだ。だからポスターも本気で作った。ボクも特撮とかアニメとか大好きだからね。魂スペックのつもりで劇場版のポスターだと思い定めてね。もっとブレイクしてくれよ、茨城のためにもね(ちなみに公式サイトもボクの担当です)。

この作品は「時空戦士イバライガー公式サイト」で見る事ができます。

■担当スタッフ
作品タイトル 時空戦士イバライガーR・飲酒運転防止ポスター
ページ数/色数 B2ポスター/カラー
企画・監修 茨城元気計画
構成・演出・デザイン うるの拓也
着色・演出・仕上げ

■日本共済(東京) 様(09年11月)
え〜っと、6月くらいからペンディングで止まっていた仕事で、途中まで描いてすっかり忘れていたら、11月に急に動きだした。全3話で、よりによって一番完成していた1話分が丸ごと差し換え。しくしく。
でも、気合い入れ直して、ちゃんと仕上げました。表紙も迫力あっていいのができたと思ってます(アレはインパクトあると思うぞ、どこかで見つけたら、ぜひチェックね)

■担当スタッフ
作品タイトル 日本共済ニード喚起BOOK
ページ数/色数 8ページ/カラー(マンガは3ページ)
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■Fermilab(アメリカ) 様(09年7月)
どこぞの同人誌のようだが、れっきとした科学報誌、それも、かの「Fermi-lab」が出している「symmetry magazin」の表紙なのである。
高エネルギー加速器研究機構で「カソクキッズ」の連載をはじめる以前、キッズサイエンティストというキッズサイトを担当したときに「symmetry magazin」の取材を受けた事があった。子供たちにマンガで物理学を紹介するというコンセプトが面白かったのだろう。それから1年以上過ぎて、そのインタビューがやっと掲載されるらしく、で「もしよかったら表紙用に1つ描いてくれないか?」というオファーが来たのである。なんといっても、あの「Fermi-lab」だ。歴史も権威もある研究所が、全世界の研究者や政府関係者に送る広報誌の表紙に、ボクが?インタビューだけでも気恥ずかしいのに。でも、トンデモない名誉でもある。断るなんて考えられない。
というわけで、コレを描いた。10案くらいプランを出したんだけど、コレが気にいったらしい。アメリカの科学者たちも「萌え」がわかるんだなぁ。
ジョーダンでもなんでもなく、この絵を表紙にした広報誌が、ホワイトハウスにも置かれるのである。オバマ大統領も読むのである。突然の全米デビュー?エライことになったぞ。

■担当スタッフ
作品タイトル symmetry-kids
ページ数/色数 A4変形/単発イラスト/カラー
企画・監修 高エネルギー加速器研究機構
Fermi-Lab/Sandbox Studio
構成 うるの拓也
作画(下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也

■エム・システム技研(大阪) 様(09年7月)
久々のエム・システム技研さん。ノリは以前と同じで、扱う製品も同じもの。1年ぶりだけど、どうです、前よりクォリティ上がってるでしょ?
ちなみに、この手のタッチは「うるの」が自分で描いている。

■担当スタッフ
作品タイトル M6 AC電源対応広告
ページ数/色数 1ページ+イラスト/2色カラー
企画・監修 エム・システム技研
構成・原作・脚本 うるの拓也
(作画アシスト:高橋昌恵)
作画(コンテ・下絵・ペン入れ)
着色・演出・仕上げ・デザイン

■アドクック(東京) 様(09年7月)
市町村などの職員向けのビジネス展で、パネル展示するためのマンガ。主に、インターネットを使った「災害対策サービス」の導入を呼び掛けるもので、かつて数多くの地方自治体サイトを担当した経験が役に立った。
ちなみに、これはイベント会場でパネル展示するためのものだから、いつものギャグ的なノリは抑えてある。人目を引く事、サービスの要点が分かりやすい事などが主目的だから、ギャグなんかやってる余裕はないもんね。ウチでは「ウケること」をテーマにしているけど、今回は「目に付くこと」がウケることなんだよね。

■担当スタッフ
作品タイトル SaaS災害対策サービス(市町村向け)
ページ数/色数 5ページ/カラー
企画・監修 アドクック
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也

■自社マンガ予告(09年6月)
執筆中の「ツェッペリン来訪80周年コミック(60ページ)」の予告として、商工会議所で連載しているマンガやテストショットとして描いたカットから数点を抜き出して「モバイル版予告編」を編集してみた。
ま、お遊びではあるのだが、ファンサービスって大事なんだよね。

■担当スタッフ
作品タイトル ツェッペリン来訪80周年
ページ数/色数 ケータイサイト/2色
企画・監修 うるのクリエイティブ事務所
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■アームズ・エディション(茨城/水戸) 様(09年6月)
かつて印刷物用に描いた「すがやんのネット活用塾/マンガ版」を、テスト的にケータイマンガにしてみたもの。このマンガ、ケータイで4コマ展開するときの事例として、すごく向いていたから、自主的にやってみたの。割と言い感じにできたので、この企画の主役でありボクのパートナーでもありお客でもある「すがやん」に連絡して、プレゼントすることにした。テストの意味で作ったのだけど、ちゃんと活かせてよかったな。

■担当スタッフ
作品タイトル すがやんのネット活用塾/号外
ページ数/色数 ケータイサイト/2色
企画・監修 アームズ・エディション
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ)
着色・演出・仕上げ・デザイン

■兼松グランクス(東京) 様(09年6月)
モバイル(主にケータイ)上での広告マンガ展開の事例としてプレゼンテーション資料がほしいと言われて描いたもの。ここに出した例の他に、もう1つ描いたのだけど、これはウチのプレゼンでもあるので、ノーギャラ。申し出に納得できれば、そういうこともあるんですよ。何でもかんでもカネ、じゃないですからね(特にウチはね)。

■担当スタッフ
作品タイトル プレゼンテーション用
ページ数/色数 ケータイサイト/カラー
企画・監修 兼松グランクス
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵・佐々木真知
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■ファンジャパン(東京) 様(09年5月)
「選択制退職準備給付制度」という業務を紹介するためのマンガ。マンガを描くときもWEBサイトを作るときも、まず、その会社や扱っている業務について、十分に理解しなくてはならない。特殊な仕事だと、業界そのものや社会的背景なんかまで勉強しないと描けないこともある。理解し、自分なりの解釈をして、お客が用意した原稿ではなく、自分の言葉にしてから描く。ま、作者ならアタリマエのことなんだけど。そして、そういうとき、お客と意見がぶつかってしまうこともある。
このマンガが完成した時、かつて保育士だったという担当者の方が「りこうなふふくじゅう」という盲導犬の絵本のハナシをしてくれて、ボクの不服従を褒めてくれた。本当にうれしい。ボクはこれからも「りこうなふふくじゅう」でありたいと思う。

■担当スタッフ
作品タイトル 選択制退職準備給付制度
ページ数/色数 4ページ×2作/カラー
企画・監修 ファンジャパン
構成・原作・脚本 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知・湯上真実子

■バンダイナムコ(東京) 様(09年4月)
バンダイナムコの社内報に掲載された4コママンガ。タブロイド版の新聞風の社内報で、記事下広告っぽい製品情報など、本当に新聞のパロディになっていて、遊びゴコロたっぷり。さすがバンダイナムコですね。
そういうわけでこのマンガは、わざと新聞の4コマ風に描いている。新旧社長の交代を4コマにしたもので、こんなんでも、4回も描き直して最終版を決めてるんだよ。細かい部分までこだわっているのが感じられて、面倒くさかったけれど面白い仕事だった。ちなみにバンダイさんは、インターネット初期に求人サイトを担当していたことがある。個人的にも、様々なオモチャでいつもお世話になってる。趣味のガチャポン・サイトをやっていたときには、商品やキャラクターイラストの掲載許可を求めたら、お買い上げになった品やご自身で描かれたイラストなら問題ありませんよ、と気持ち良く許可してくれた。サターンロケットの超合金も欲しいんだけど、ちょっと高いしなぁ。

■担当スタッフ
作品タイトル シュクちゃんウノちゃん
ページ数/色数 4コマ/モノクロ
企画・監修 バンダイナムコ/スタジオゲット
構成・原作・脚本 バンダイナムコ/スタジオゲット
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン 佐々木真知

■土浦商工会議所(茨城) 様(09年4月〜10年3月)
今年(2009年)は、巨大飛行船ツェッペリン伯号来訪80周年に当たる。そこで、来訪地である地元・土浦では、80周年を盛り上げようと色々な企画を考えている。土浦市では「飛行船のまちづくり」をやっていて、ボクもそのメンバーなので、その活動の1つとして商工会議所の広報誌上で連載させていただくことになったのだ。
なお、付属のコラムや解説の執筆もボクが担当している。というよりも、2ページの特集企画を編集まで丸ごと担当ってコトなんだけど。でも、実はボクは、意外に文章を書いている時間が長いんだ。広告マンガだと、マンガにコラムや記事広告が付属する事も多いし、ホームページやパンフレットを担当する時も、文章のほとんどはボクが代筆してるからね。マンガだけ、デザインだけじゃなくて、仕事のほぼ全部をこっちでまとめてあげられるからこそ、仕事が成立する。仕事って、総合力が必要なんだよね。

■担当スタッフ
作品タイトル キミはツェッペリンを知っているか
ページ数/色数 毎月2ページ×12回/モノクロ
企画・監修 土浦商工会議所/土浦ツェッペリン倶楽部
構成・原作・コンテ・コラム執筆 うるの拓也
ツェッペリン伯号キャラデザイン 佐々木真知
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵(メイン)・佐々木真知(サブ)
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■QLife(東京) 様(09年3月)
3年ぶりだろうか。かつて別の取引先でおつき合いしていた方が、転職先からオーダーしてくださった。相変わらずのノリのよさ、タイトなスケジュール。Mさん、変わってないなぁ。でも、また一緒に仕事できて、嬉しかった。
この仕事は「厚生省」がらみの仕事で、アヤしげな医療情報にひっかかったりしないように、健康情報との付き合い方を指南するためのマンガ。ものすごく大事でマジメなコトなんだけれど、例によってギャグをちりばめ、テンポよく読めるように工夫している。ストーリーもタッチも、ほとんど直しなしでボクに任せてくれた。マンガを描いて好きな人の力になれて、代金もいただける。いやぁ、ほんとに、やりがいのある仕事だよね。

このマンガは「5分でわかる!健康情報見極め術」で読む事ができます。

■担当スタッフ
作品タイトル 5分でわかる!健康情報見極め術
ページ数/色数 WEB/全31画面(11ページ相当)/2色
企画・監修 (株)QLife
構成・原作・コンテ うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■ニュートン(東京) 様(09年2月〜7月)
広告・広報目的のマンガとは言え、ときには「ココまでやっていいの!?」と、長年、広告マンガを描き続けてきたボクでも、ちょっと驚くような作品を描けるチャンスに出会う事がある。
この作品は、まさにそんな作品で、広告だから・・・と、いつもなら控えてしまうような演出をどんどん組み込ませてもらっている。いや、暴走しているわけじゃないですよ?広報のために、必要な事をしっかりやろうとしたら、こうなった、ということなんだから。とはいえ「このネタがOKならNGなんてあり得ないんじゃないの?」と思うようなシーンが続出しちゃったから、ちょっとは暴走してたかも(笑)。
でも、描いていて、スッゴく楽しいの、こういうノリのいい作品はね。

■担当スタッフ
作品タイトル FP探偵「保険知蔵」の
知っトク、なっトク保険事件簿
ページ数/色数 4ページ×12回/WEB連載/カラー
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作・コンテ うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■ペトラ(東京) 様(09年2月〜)
この作品も、たくさんのキャラ案をプレゼンして、最終的に最初に考えたモノをベースにキャラが決まった。この仕事では、お客様が盛り込みたい「広告としての情報」と、読者のために配慮すべき「マンガとしての構成」のバランスを取れないとマズイわけで、この仕事ではその調整に多少手間取った。いやぁ、ちゃんと完成してよかった。

■担当スタッフ
作品タイトル ペトラマンシリーズ
ページ数/色数 1ページ×2回/カラー
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作・コンテ うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■AXA生命(東京) 様(09年2月)
いくつかタッチをプレゼンして、最終的に決まったのは、一番あっさりしたマンガというよりイラストっぽいキャラクター。でも、描くのはマンガ。単純な絵は、塗り方とか陰影とかでゴマかせないから、かえって気を使う。

■担当スタッフ
作品タイトル カチっと収入保障保険
ページ数/色数 1ページ+WEB公開版/カラー
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作・コンテ うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■TDK(東京) 様(09年1月)
リアルに、しかしドコのメーカーのモノでもなく、それでドコのメーカーのモノにも見える家電品をたくさん描く。そういう仕事でした。各社の製品カタログをチェックしながら、似ないようにしつつ、実際にありそうなリアル感を出す。大変だったけど、面白かったな。ギャグばっかりじゃなくて、こういうことも、やれるんですよ。

■担当スタッフ
作品タイトル リアル(架空)製品イラスト
ページ数/色数 全30カット/モノクロ
企画・監修・構成 TDK/うるの拓也
作画・着色・デザイン 佐々木真知・うるの拓也

2008年
■リバティハウス(茨城/水戸) 様(08年12月)
夏から連載していた失敗社長シリーズも、ついに最終回。失敗を繰り返しつつも挑み続ける男(オッサン)を描いてきたが、最終話では、そんな社長を支えてきた家族の事を描こうと思った。ボクもそうだけど、自分はチャレンジャーでいたくても、それができるのは家族の理解があるからなんだよね。ボクも失敗だらけだから妻には苦労させていて、そんな自分がふがいなく思えることがある。
その思いを社長の姿を借りてぶっつけた、そんなマンガなのだ。このエピソードを描かせてくれた(株)リバティハウス・今瀬社長に感謝。
(2009年3月、この作品は単行本にまとめられました)


このマンガシリーズはリバティハウス(株)のWEBサイト「人生リベンジ倶楽部」で読む事ができます。

■担当スタッフ
作品タイトル 失敗社長シリーズ/第5話
ページ数/色数 10ページ/モノクロ版・2色版
企画・監修 リバティハウス(株)
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■高エネルギー加速器研究機構(茨城/つくば) 様(08年8月〜11年6月予定)
07年末から企画を温めていた「高エネルギー加速器研究機構」のキッズコミックがついに始まった。オリジナルキャラクター・オリジナル描きおろしで、ノーベル賞クラスの研究者の方々とがっぷり四つで連載していく。
ボクのノリを理解してくださるため、爆笑ギャグで本物の科学マンガ(ちょとした劇中のギャグネタのために本物の博士が論文書いてくれるんだぜ!)という、ある意味「勝負」なことを、公式で描けるのだ。漫画家としては、一生に一度あるかないかの大きなプロジェクトで、仕事という以上の楽しみがある。
(2009年10月、第一巻が単行本化!以下続巻予定)


このマンガシリーズは高エネルギー加速器研究機構のWEBサイト「キッズサイエンティスト/カソクキッズ」で読む事ができます。

■担当スタッフ
作品タイトル カソクキッズシリーズ(連載)
ページ数/色数 6〜15ページ/モノクロ版・2色版
企画・監修 高エネルギー加速器研究機構/広報室
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■リバティハウス(茨城/水戸) 様(08年11月)
失敗社長シリーズ4話目。5回目が最終回で、ラストはビジネス話じゃなくて「情感」を出したいと思っているので、この回がビジネス描写のまとめになるようにしてある。マンガだからオーバーでバカ話になってるけれど、「この会社はどんなサービスをやっているのか」がはっきり分かるストーリーにした、というところかな。むろん、詳しい説明なんかは描いてない。そんなモンは、サービス案内を見てもらえばいいんだから。マンガの役目は、その「案内」を見たいキモチを作り出すことなのだ。

■担当スタッフ
作品タイトル 失敗社長シリーズ/第4話
ページ数/色数 10ページ/モノクロ版・2色版
企画・監修 リバティハウス(株)
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■マネーコンフォート(東京) 様(08年11月)
マンション管理人のオネーサンと住民たちのお話を通じて、様々なタイプの家庭にマッチした保険プランを紹介していくニード喚起マンガ。
1ページづつのショートコミック連作なのだけど、各話のラストとイントロがつながるように構成して、前のハナシを次のエピソードに利用するようにすることで情報密度を高めるようにした。そうしないと紙面が足りなくてボケたりギャグやったりする余力がなくなって、つまらなくなってしまうんだよね(とはいえ、この1ページ目はネームが多すぎではあるんだけど)。
読者を楽しませてこそ広告効果につながるわけで、紙面が少なくっても説明だけのマンガにしちゃいけないのだ(左の見本の場合、全10コマの半分の5コマででボケをやってる。むろん、ただのギャグカットじゃなく、ボケにツッコミ返すことでサービスの解説もしてるんだけどね)。

■担当スタッフ
作品タイトル マンガでなっ得・保険なるほどBOOK
ページ数/色数 1ページ×7/カラー
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■リバティハウス(茨城/水戸) 様(08年10月)
失敗社長シリーズも3話目に突入。今回はマンガらしく、社長が犬になってしまうというエピソード。これは単なるお遊びではなく、動物の姿を借りたほうが、より素直に社長の思いを読者にぶつけられるからだ。取引も、サービスも、すべては人間がやること。商売とはモノや設備ではなく人が大事なのだが、広告では「思い」を伝えにくい。一番大事なハズの「お客様への思い」をアピールできるのが、広告マンガならではの力。
ボクは、漫画家。情感という付加価値で、優良なサービスを後押ししていきたいと思う。

■担当スタッフ
作品タイトル 失敗社長シリーズ/第3話
ページ数/色数 10ページ/モノクロ版・2色版
企画・監修 リバティハウス(株)
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■AXA生命(東京) 様(08年10月)
マンガの連作ショートストーリーと解説を組み合わせた商品案内パンフというスタイルはとても好評なようで、今回も新しいクライアントで同スタイルの作品を描いた。実は1ページ等の短いストーリーは、10〜20ページの中編よりも構成が難しい。紙面が少ないのに、情報量は多くなりがちだからだ。解説を、ただ並べただけではマンガとは言えない。ちゃんとストーリーがあって、ギャグやボケも入れてメリハリを持たせ、読者が初めて出会ったオリジナルキャラの設定も理解させなければならない。そのキャラは凡庸な一般人で、特殊能力なんかない。それでいてキャラを立てなきゃならない。それを、1ページの中に全部盛り込んで、しかも読みやすくまとめる。とっても大変なんだけど、これ、すごくマンガの勉強になるんだよね。漫画家志望の人は、やってみるといいぜ。

■担当スタッフ
作品タイトル 賢者の備え
ページ数/色数 1ページ×6/カラー
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作・コンテ うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 佐々木真知(メイン)・高橋昌恵(サブ)
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■リバティハウス(茨城/水戸) 様(08年9月)
失敗社長シリーズの第2話。リバティハウス社長の体験や考えを、各エピソードに盛り込んで全5話にまとめる予定なのである。ボク自身も数多くの失敗を繰り返してきたから、社長の意見には共感できる部分が多い。失敗を知らずして成功はない。この作品を通じて、失敗から学ぶということ、失敗と敗北はイコールではないことを、読者に訴えたい。

■担当スタッフ
作品タイトル 失敗社長シリーズ/第2話
ページ数/色数 10ページ/モノクロ版・2色版
企画・監修 リバティハウス(株)
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■ALAN(東京) 様(08年9月)
オプショナルツアー(アクティビティ)専門旅行代理店のウェブサイト「Alan1.net」上で連載しているキャラクターを、様々な広告素材として使えるよう、単品のカラーイラストとして描きおこしたモノ。見本は世界各国の風景やツアーイメージで描いたものだが、この他に12ヶ月の四季折々のイメージで描いたモノも作成した。キャラは使わなきゃ意味がないんだけど、ロゴマークじゃなくて「生きている」んだから、同じ絵を何度も使えばいいってモンではない。できるだけ余計なコストをかけないで済むようにボクらは工夫をするのだけど、新たに描くべきときには、ちゃんと描いてあげたい。そのために料金もお安くしてるんだしね。

■担当スタッフ
作品タイトル アランワンちゃん各国周遊イラスト集
企画・監修 (株)ALAN(www.alan1.net)
構成・原作 うるの拓也
作画(下絵・ペン入れ) 佐々木真知
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■時空戦士イバライガー(茨城) 様(08年9月)
茨城各地で活躍しているご当地ヒーロー「イバライガー」は以前から気になっていたのだけど、最近とある縁で知り合うことになり、ボクのほうから「マンガ化させてほしい」と声をかけさせていただいた。シナリオ案を提出したところ快諾いただき、そのテストショットとして描いたのがコレ。その直後、イバライガー関係者の不祥事があって、企画は中ぶらりんになってしまっているのだが、何があろうと、ボランティアで地域のためにがんばっていた活動そのものは否定されるべきではないと思う。
シナリオを思い付いた時、自分で考えたくせにボクは目頭が熱くなった。あの物語は封印されたわけじゃない。ヒーローものに苦境はつきもの。それに耐えて不死鳥のように蘇る日がきっと来るとボクは信じている。

■担当スタッフ
作品タイトル 時空戦士イバライガー
企画・監修 イバライガー制作委員会
作画(下絵・ペン入れ) うるの拓也
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也

■リバティハウス(茨城/水戸) 様(08年8月)
04年からホームページの仕事でおつき合いがあったリバティハウスの社長さんの自伝的コミック。1978年に30億円と言う大型倒産を体験した社長は、現在、その失敗を糧に多くの人のコンサルティングをしている。その七転八倒の日々を、コミカル(というよりも爆笑ギャグ)に描いていく。
ボクは、明らかなビジネスマンガであっても、一般的なマンガとしても楽しめる作品であることをいつも意識して描いている。このシリーズも、そういう作品に仕上げたい。

■担当スタッフ
作品タイトル 失敗社長シリーズ/第1話
ページ数/色数 10ページ/モノクロ版・2色版
企画・監修 リバティハウス(株)
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■スター生命(東京) 様(08年6月)
5月に描いた外貨コンセプトブックシリーズの第2・3巻。第1巻を気に入っていただけたらしく、最初にシナリオは提出したものの、その先は「任せるから一気に仕上げちゃっていい」と言ってくださった。後半ストーリーには、左の見本のような「濃いキャラ」も出てくるので、ノリすぎが心配だったけれど、やっちゃいました。

■担当スタッフ
作品タイトル 外貨がわかるBOOK/vol2・3
ページ数/色数 1ページ×6/カラー
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作・コンテ うるの拓也
作画(下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■リクルート就活2ndステージ(東京) 様(08年6月)
2つ下の求人マンガを仕上げた直後に飛び込んできた仕事で、最初はほぼ同じような2ページマンガになる予定だったが、着手する前に路線変更があって、左のようなイラストカットを使ったモノに決まった。単純な線だけのカットで、しかも単色、ベタやアミもなしという要望のため、フィニッシュはイラストレーターのデータに仕上げた。そのほうがDTPでは使いやすいからだ。マンガやイラストを描くだけじゃなくて、最終データとして使いやすい状態に仕上げる配慮ができるというのも、この仕事では大事なことだ。

■担当スタッフ
作品タイトル 就活2ndステージ・野球編/就活編
ページ数/色数 2ページ/モノクロ
企画・監修 (株)C-CRUISE
作画(下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
演出・仕上げ・デザイン うるの拓也

■スター生命(東京) 様(08年5月)
外貨の運用を指南するコンセプトブックシリーズの第1巻。お題のみをもらって当社で構成しているが、何度もマンガを担当させていただいている代理店さんなので、仕事はスムーズだった。「1ページのショートコミック+グラフなどのデータ及び解説」というページ構成になっており、その3本立てで1册にまとめている。これは初巻なので、外貨との関わりを紹介する内容。巻が進むにつれて、より具体的な内容になっていく(全3巻・9作予定)。

■担当スタッフ
作品タイトル 外貨がわかるBOOK/vol1
ページ数/色数 1ページ×3/カラー
企画・監修 (株)マネーコンフォート
構成・原作・コンテ うるの拓也
作画(下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■株式会社八甕(やはら)(東京) 様(08年5月)
求人パンフレット内に差し込む2ページマンガ。シナリオ案というか、盛り込みたいメッセージのみを預かって、あとは当社で構成した。読者がシラケてしまったりするのは嫌なので、今回もコミカルな仕立てなのだが、ギャグを受け入れられないクライアントもいるため、シナリオ段階で数コマの修正でギャグシーンをカットできるように工夫してある。もっとも多くの場合は、ギャグを受け入れてくださるもので、今回も当初のシナリオ通りに仕上げることができた。

■担当スタッフ

作品タイトル 株式会社八甕(やはら)求人マンガ
ページ数/色数 2ページ/モノクロ
企画・監修 (株)アド・パワー
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ・下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知

■おおた(茨城/石岡) 様(08年5月)
七福神をキャラクター化したいとのことで、制作したモノ。独自にデザインしたモノで提案を続けていたらしいのだが、クライアントが納得できなかったらしく、当社に声がかかった。かわいくらしくディフォルメしたが、顔つきは福々しくなるように工夫した。印刷物、スタンプ、グッズ化など様々な使い方が考えられるため、太めのシンプルな線で構成してある。

■担当スタッフ
作品タイトル 七福神キャラクター
監修 合資会社おおた
企画・構成 うるの拓也
キャラクターデザイン 高橋昌恵
着色・作画アシスタント うるの拓也・佐々木真知

■公共土木積算研究所(東京) 様(08年4月)
公共土木受注のための積算ソフト「ピラミッド」を扱っている会社のマンガパンフレットで、これまでに数作がシリーズ化されていたものを元に、新シリーズとして当社が新たに担当した。
当初は旧シリーズの作風を継承するリアルストーリーで企画を進めていたが、盛り込む情報量が著しく多くなったため、情報圧縮のためにコメディ色を全面に出し、タッチ自体も大きく変えて制作した(ギャグやコメディのほうが圧倒的に多くの情報を組み込める)。また、各ページの下部4分の1ほどを解説スペースとすることで、より製品情報や広告メッセージが伝わるように改定した。

■担当スタッフ

作品タイトル できる電子入札・ピラミッド
ページ数/色数 20ページ/モノクロ
企画・監修 (株)公共土木積算研究所
構成・原作・キャラクター・コンテ うるの拓也
作画(下絵・ペン入れ) 高橋昌恵
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知



■高エネルギー加速器研究機構(茨城/つくば) 様(08年3月)
世界的な研究機関である「高エネルギー加速器研究機構」が公開しているキッズ向けWEBコンテンツ「キッズサイエンティスト」の全面リニューアルで、第一次作業としてデザイン・キャラクターを全て刷新した。旧キャラクターがあまりにも図案的で自由な展開をしにくかったため、アニメ調の子供たち+博士たちという6人の主要キャラクターをデザインし、この登場人物とともに物理の世界を覗いていくという構成にした。
同様のキッズ向けサイトでは、通常、主要カットの数は少なく、同じカットを複数ページに使い回すようなことが多い。だが今回は、ほとんど全ページに、高品質で仕上げた専用イラストを用意した。これだけのカット数で作成されたキッズコンテンツは珍しく、見ごたえのあるサイトになったと自負している。
なお、現在もさらなるコンテンツ追加が続いており、全てのページに要点をダイジェストした4コママンガを差し込んでいく予定である。

■担当スタッフ
作品タイトル キッズサイエンティスト
監修 高エネルギー加速器研究機構/広報室
企画・構成 うるの拓也
キャラクターデザイン 高橋昌恵
WEB制作 うるの智里
着色・作画アシスタント うるの拓也・佐々木真知・高橋昌恵

■花王「エコナ」(東京) 様(08年2月)
商品に添付するためのメモ帳サイズのマンガ冊子。08年4月から始まる「特定健診」に向けて、特定保健用食品(トクホ)である花王の「エコナ」にメタボ対策マンガを添付した。以前にも他社制作で同様の冊子を作成しているため、そのときと近いタッチで、ほのぼの家族コメディに仕立てた。
なお、偶然ではあるが、私(うるの)の母が管理栄養士であったため、劇中で登場するメニューの作成や保健指導をしてもらい、実際に料理も作り、それを作が資料とした。(なお、この作品から新たなアシスタントスタッフが加わった)

■担当スタッフ
作品タイトル マンガで学ぶ特定健診と特定保健指導
ページ数/色数 19ページ/モノクロ
企画・監修 (株)スタジオ・ゲット
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜下絵)
作画(ペン入れ) うるの拓也(メイン)・高橋昌恵(サブ)
着色・演出・仕上げ・デザイン うるの拓也・佐々木真知・高橋昌恵

2007年
■メディカルシステムネットワーク(北海道) 様(07年12月)
久々の20ページ。開業医の支援をしている北海道の会社のマンガパンフレットで、大学病院に勤務する主人公・龍一が開業医を目指すストーリー。そのアドバイザーとして、クライアントのスタッフが登場し、妻や友人とともに主人公を助けていく。かつて開業医であった父への憧れを背景に、単なるサービス案内ではないドラマを作れたと思う。
基本設定などはクライアントの提供だが、例によって20ページでは不可能な脚本だったため、ストーリー、設定のすべてをオリジナルで作り直し、承認を得て執筆した。
真面目な画風だが、全体的にはコメディ仕立て。

■担当スタッフ
作品タイトル Dr龍一
ページ数/色数 20ページ/モノクロ
企画・監修 河本図画工作室
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■PCショップオフィス(長野) 様(07年8月)
タウン誌記事下広告のための4コママンガ。中古パソコンショップの営業内容をギャグ4コマにして、広告内に組み込んだパターン。

■担当スタッフ
ページ数/色数 1ページ/カラー
企画・監修 うるの拓也
構成・原作
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■ブライトップガーデン八潮(東京) 様(07年7月)
カラーチラシの片面が広告マンガになっている構成。得意のギャグタッチでアパート暮らしの一家が分譲マンションを検討し始めるまでのショートストーリーにまとめた。基本的な構成は預かったが、ほぼ全面をオリジナルで再構成し直して提案し、採用されている。

■担当スタッフ
作品タイトル 夢のマイホーム購入物語
ページ数/色数 1ページ/カラー
企画・監修 (株)サイズファクトリー
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■アリコ(東京) 様(07年6月)
アリコ保険様のマンガは「ありこ和尚シリーズ」を手掛けて以来、度々ご注文いただいていて、この作品もその1つ。三大成人病に対応する保険商品の解説用マンガで、左ページのマンガで要点のみをアピール、右ページがその詳しい解説という構成になっている。

■担当スタッフ
ページ数/色数 1ページ/カラー
企画・監修 (株)プランテーション
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■三井住友海上メットライフ生命保険(東京) 様(07年6月)
団塊の世代退職後の資産運用を案内するためのニード喚起マンガ。特定の金融商品を案内するわけではなく、「退職後はお金に働いてもらう」ために、どんなことを考えればいいのか、金融商品とのつきあい方等を「サザエさん」的なホームコメディで紹介した。やはりマンガと解説ページの見開き構成となっており、銀行などに配布・設置。

■担当スタッフ
ページ数/色数 3ページ/カラー×2種
企画・監修 (株)プランテーション
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■リスタ(東京) 様(07年6月)
地震保険と火災保険を紹介するパンフレットのために描き起こした1ページマンガ。見開きの左がマンガ、右が商品説明という構成で、マンガの役割は商品への興味を喚起することなので、笑いのとれる内容にまとめたが、保険商品を扱うので決してフザケてはいない。

■担当スタッフ
ページ数/色数 1ページ/カラー×2種
企画・監修 (株)プランテーション
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■AIGスター生命(東京) 様(07年5月)
介護保険などの保険商品の解説用マンガパンフ。細長のリーフレット形式で、専用スタンドも用意し各地に設置。通常の場合は、マンガと商品説明は分離するが、マンガのみで構成されているため、劇中に解説カットを盛り込んでフォローを加えている。なお、このマンガリーフレットは興味を喚起するためのサブツールであって、正式なパンフレットは別にある。

■担当スタッフ
ページ数/色数 8ページ/カラー×2種
企画・監修 (株)プランテーション
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■エム・システム技研(大阪) 様(06年12月〜07年5月)
世界最薄変換器という新製品をアピールするマンガ広告企画。予告編(総集編)的な数カットを雑誌上に展開し、全編版をWEBで公開するという方式。全3話。
シリアスストーリーだが、極端なオーバー演出なので、ある意味笑える。韓国での広告にも使用されたので、当社作品初の韓国デビューだった。同キャラクターは製品のノベルティにも採用されている。

■担当スタッフ
作品タイトル プロジェクトM6
ページ数/色数 13ページ/2色
企画・監修 (株)エム・システム技研
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
作画アシスタント
着色・演出・仕上げ・デザイン

■駐日欧州委員会(EU) 様(第2シーズン:07年1月〜10月)
駐日欧州委員会の機関誌「ヨーロッパ」誌上にて、4ページづつ、全4回の連載。
前年度はEU発足までの歴史を追ったが、このシリーズでは「EUになって欧州はどう変わったのか」を1話完結のショートストーリーで描いている。

■担当スタッフ
作品タイトル マンガで知るEU
ページ数/色数 4ページ×4回/カラー
企画・監修 (株)Ashley Associates
駐日欧州委員会
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
着色・演出・仕上げ・デザイン

■アームズ・エディション(茨城) 様(07年2月)
当社の営業パートナー「アームズ・エディション」の営業ツールとして、ホームページ完成後に何をしていけばいいかを解説する4コママンガ集を制作。実際に僕たちが体験したお客様のトラブルや失敗談を、そのままギャグマンガにしてあり、マンガ+解説コラムでケーススタディ的にホームページ運営を指南している。出来上がった印刷物は当社も分けてもらっていて、お客様に配布している。

■担当スタッフ
作品タイトル すがやんのネット活用塾
ページ数/色数 2ページ/2色/6作
企画・監修 (株)アームズ・エディション
構成・原作 うるの拓也
作画(コンテ〜ペン入れ)
着色・演出・仕上げ・デザイン

旧広告会社勤務時代の作品(2003〜2006)
■ヒコ・みづのジュエリーカレッジ(東京) 様
(06年11月/入学案内パンフレット/カラー・16ページ)

高校生向け入校案内。A6版の冊子で、やはりマンガはこの大きさが読みやすい感じです。当初クライアントサイドでは、高校時代から社会人数年後まで、10年近い物語を想定していたが、10ページ未満の冊子に収まるわけもなく、全面的にシナリオを改稿。タッチも女性に受け入れられやすいものに調整し、着色も抑え目の仕上げにまとめた。
ちょっと「NANA」っぽいかも。
■アリコ(東京) 様
(06年9月/新聞全15段/カラー)

テレビ番組雑誌他に掲載された、保険のタイプ別マンガ広告。気の抜けた雰囲気のタッチをご希望だったため、左のようなキャラクターを開発し、展開した。広告全体の構成・制作は私ではなく、私が担当したのはマンガ部分の制作とプロデュースのみ。こういうカタチで各種代理店様との連携が進んでいくと、面白い広告をどんどん世に出せる。
■スーパーマルシェ(茨城) 様
(06年7月/タウン誌広告/2色4コマ)

土曜日に開催されている「朝市」を紹介する4コママンガ。タウン誌記事中に掲載した。
マンガ、特に4コマは、判断する前に思わず読んでしまうという利点があるため、記事下広告では絶大な力を発揮する。
ただ、タウン誌編集者によると「マンガは、あまりにも目立ちすぎるため、紙面を持っていってしまう」らしく、広告の受け入れには慎重なようだ。目立ちたいのは、皆同じだろうが、あまり勝手な真似ばかりしていると媒体に嫌われてしまうこともある。ここぞという時だけにするとか、左の例のように色を抑えるなど、クライアントにも配慮も求めたい。モノクロでも、マンガは十分目立つのだ。

■auショップ(茨城) 様
(06年5月/タウン誌巻頭企画/2色4コマ×4作+連動記事)

新聞折込みの地域情報誌・巻頭特集をマンガと記事で構成した例。写真、マンガ、記事、キャプションを組み合せて、タウン誌らしさを残しつつ、読者の興味を惹きつけるように工夫した。
新聞の折込み広告はCMだが、ショートギャグのマンガにすることで単なるCMを「タイアップ番組」にしてしまおうと考えた。CMしかないところに、唯一番組があれば、それだけでも注目度は上がる。しかも、それが面白いコントなら、なおさらだ。

■ペイントプロ(大阪) 様
(06年5月/新聞広告/カラー4コマ)

左のようなサービスをしている関西のリフォーム会社様。新聞や地域情報誌での広告用に2タイプの4コマを手掛けた。
広告の要点を4コマにまとめ、ストーリーを持たせ、オチもつける。
■三和企画(茨城) 様
(06年4月〜07年8月/タウン誌連載/2色4コマ×35回)

「ごじゃっぺ」は茨城弁で「ダメな奴」とか「しようのない奴」のこと。私本人と一人娘を中心にしたコラム的4コママンガ(ショートコラム含む)で、茨城の求人情報誌上で連載中。ギャグにアレンジしてはいるが、半分以上は実話で、内容も時事問題、仕事の話、教育、人情など幅広い。当社スタッフも、度々登場。
■NTT東日本(東京) 様
(06年2月/マンガパンフレット/カラー・20ページ)

昨今の企業不祥事を受けて、NTT東日本が06年2月にグループ全社に配布した「企業倫理を守るため」のガイドブック。
同グループ内での施策や、これまでのCSR活動の事例などのデータを預かり、それらを元に、漫画ストーリーを構築した。「企業=法人」の人格は、社員の倫理意識の集合体であると捉え、作品の主旨を「企業倫理=個々人の倫理意識」に据えて、不正を暴く、告発するというより、未然に防ぐ、食い止めるという観点で構成している。
なお、2月期の「倫理強化月間」は、同漫画キャラクターのスクリーンセーバーも作成し、全社員のパソコン画面に流した。(06年11月にもポスターを制作)

■駐日欧州委員会(EU) 様
(06年1月〜11月/機関誌連載/カラー・4ページ×4回)

駐日欧州委員会の機関誌「ヨーロッパ」誌上にて、4ページづつ、全4回の連載。
第二次大戦直後から、ECを経てEUが発足するまでの歴史を、ドキュメンタリー風の演出で描く。
これも、ページものの広報漫画では少数派のフルカラー、しかもA4フルサイズである。依頼主からは「○年から○年まで」といった程度の取り上げる期間だけが提示され、そこから資料を当たり、重要人物の写真をインターネットで探し、歴史を調べて、ストーリーを構築していく。
4ページ×4回で50年くらいの出来事を扱わなければならないので構成はシビア

■PCG協会(愛知) 様
(06年1月/マンガパンフレット/モノクロ・20ページ)

老朽化した排水管を取り替えずに元通りに更生する「パイプライニング工法」を紹介する漫画。家庭や地域を省みなかった男が、団地の排水管工事に関わっていくなかで、隣近所とのつきあいの大切さに目覚めていくヒューマンストーリーを通じて、工事のポイントや利点をアピールする。
■alan1.net(ハワイ) 様
(05年10月〜/ホームページ連載/2色4コマ×100回)

オプショナルツアー(アクティビティ)専門旅行代理店のウェブサイト「Alan1.net」上で連載している4コマシリーズ。
イメージキャラクターの「アランちゃん」を中心に、ツアー参加の注意事項、キャンペーン告知、各ツアー紹介など、様々なテーマで4コマ化。マンガをキャッチに使う手法で、アクセスアップ、クリック率アップを狙った。
■リバーストン(東京) 様
(05年11月/マンガパンフレット/モノクロ・20ページ)

水道水をアルカリイオン水に変える「整水器」の説明用に作成した漫画。
妊娠直後の新米お母さんを通じて、赤ちゃんと家族の健康をテーマに、商品概要をドラマに盛り込んだ。商品内容とは無関係に「家族の笑顔と愛情」をキチンと表現しようと考え、漫画本編では商品のコトよりも「お金では買えない大切なもの」に比重を置き、商品セールス的な情報は、欄外のコラムでフォローする形式とした。全20ページ。
■トータルサービス(東京) 様
(05年11月〜/新聞・雑誌・他/カラー4コマ各種)

様々な事業をフランチャイズ展開されている会社のサービス案内を4コママンガにしたもの。主に加盟する経営者向けに描いたもので、左の例はカラー広告に組み込んだもの。本来はモノクロが中心で、サービスタイプ別に各種描いた。
■伊藤園(東京) 様
(05年10月/06年4月改稿/ホームページ用/モノクロ・5ページ)

商品が出来るまでをドキュメンタリータッチで漫画化。インターネット上にて連載した。ネット上のマンガとは言え、原画はA4サイズで印刷物が作れる程度の高解像度で制作されている。伊藤園への取材は代理店のコピーライターだが、そのレポートを元に、マンガに構成し直し、一部の商品背景に関しては、追加取材を依頼している。
■アームズエディション(茨城) 様
(05年9月/販促サブツール/モノクロ・8ページ)

ホームページ制作会社「アームズエディション」の沿革をコミカルに描いた作品。同社代表の菅谷氏は茨城県福祉工場の出身で、私とは県内自治体ホームページ制作で競い合ったライバルでもある。このため、序盤では茨城県のホームページ事業の黎明期が赤裸々に描かれ、興味深い構成になっている。現在、同社は営業パートナーでもあり、協同で事業企画や企業支援などを行っている。
■茨城県住宅建築センター(茨城) 様
(05年5月/マンガパンフレット/カラー・32ページ)

家族で読んでもらうための漫画冊子。中越地震以降の耐震問題に対応して、茨城県住宅建築センターが作成。耐震など住宅に関する安全対策について、漫画ストーリーと図解で分かりやすく説明している。
主なストーリーは「家の新築を計画中の家族。そんな中、主人公の小学4年生が大事にしていたドールハウスが壊れてしまう。その夜、ドールハウスの人形たちが動き出して、家を直し始める。主人公と、その兄は、人形たちと一緒にドールハウスの修復に乗りだすが、安全な家はどうやって建てればいいのか、分からない……」というもの。教育的な部分を意識せずに、自然に漫画を楽しみながら、要点を理解していけるように構成している。
■衆議院議員(茨城) 様
(キャラクターデザイン:05年3月)

衆議院議員様本人をモデルにしたキャラクター。正直なところ、似ているわけではない。当社には似顔絵制作も数多く依頼があるが、似せることより「本人のキャラクターを引き立てる」ことを主眼にイラスト化している。

■TDK(東京) 様
(04年12月〜)

やはり社内および主要取引先向け。左の作品は、同社役員が総出演したもので、営業と開発の関係をゴルファーとキャディーに例えて展開。マンガだけでなくムービー化(紙芝居風)して、同社のキックオフ大会でも上映された。
下の作品はマンガというよりも昔の「絵物語」風で、やはり事業がまとまっていくまでをプロジェクトX風に語っている。なお、TDK様の場合は、社内報のイラスト、プレゼン資料作成用のオリジナル素材集、クリスマスや正月に送るグリーティングメールのネットアニメ制作など、様々なジャンルで関わらせていただいている。
■月刊剣道日本(東京) 様
(04年2月〜05年8月/月刊誌連載/モノクロ・1ページ×18回)

剣道専門誌に04年2月から05年夏まで連載していたマンガ。基本的に剣道を指導するための説明マンガなのだが、それでも何とか「面白くしたい!」と思って、毎回悪戦苦闘。その甲斐あって読者には好評なようだ。子供向けのマンガなので、表現やシチュエーションには、様々な配慮をしている。
勉強を意識させずに、笑いながら気軽に読めて、でも、ちゃあんと大事なことも伝えているという、まさにウチの見本のようなマンガ。
■アリコジャパン(東京) 様
(04年9月〜/パンフレット各種/カラー・8ページ×4回)

外資系でクールな印象を持っていた「アリコ」だが、トンデモ和尚を主人公に、という、かなり遊んだ冊子を担当。どんな場所にも現れて、なぜか何でも知っているという謎の和尚が、アリコの保険商品を読者に紹介する。
このマンガのぶっ飛び具合は、ウチの得意とするノリだが、実は「これでも控えめ」にしたつもりだ。
好評のため、最終的に4作のシリーズになった。
(その後も同コミックを再利用したチラシなど多数)
■ボーイげっちゅ(東京) 様
(03年3月/カラーイラスト)

「goo」のオンライン占いのキャラクターデザインを担当。
性格判断の先生が書いた文章(プロフィール)に沿って、タイプ(性格)別に50人を描いた。
もっと以前の作品(1990年〜2002年)

■携帯連載マンガ(東京)
(02年11月〜03年2月/携帯サイト連載/2色・4コマ×13回)

色々と問題になっている出会い系サイト、その問題点や正しい出会い系の在り方、健全な使い方などをテーマにしたコメディ4コマ漫画を2002年11月から2003年2月まで、3ヶ月にわたって連載。構成、シナリオ、執筆まで、すべてを担当し、出会い系サイトの実態についても独自に調査して展開しました。漫画プロデューサーが所属する当社ならではの企画です。
すべての携帯電話で閲覧できるように、それぞれのキャリア別に画像を用意し、素早く確実に表示できる工夫も行っています。
■日研(茨城) 様
(01年1月〜3月/ホームページ連載/カラー・64ページ)

この作品は「私」が主人公である。私が家を建てるとしたら、というフィクションだが、本当に我が家をモデルに描いている(子供が男の子に変わっているが、別に男の子が欲しかったという願望ではない)。「日研社長」も主役の1人として登場している。
日研のサービスを紹介するのが目的なのだが、そのことを抜きにしても楽しめるようにした。実際、劇中での日研独自の商品紹介は少なく、爆笑しながら住宅取得までの様々な問題と解決方法がわかる、という、かなりオイシイ漫画である。
■茨城県明野町(茨城) 様
(98〜2000年/ホームページ/カラーイラスト各種)

明野町ホームページは忘れられない仕事で、とても上手くいった方だと思う。「バーチャル職員・あけのちゃん」と名付けたイメージキャラクターを作って、ホームページのガイド役とした。
結果、アクセス数が激増、公共機関としては県内有数の高アクセスになった。多少、オマケにつられた感はあるが、それでも(正直、これといって特長のない)明野町の宣伝には貢献できただろう。
1999年には、SONY主催のオンラインコミック賞で特別賞も受賞し、子どもたち向けに「晴明くん」が追加され、さらにホームページはにぎやかになった。
■エセルテ・ジャパン(東京) 様
(95年/商業出版物/モノクロ・120ページ)

この本はエセルテジャパン(旧レトラセット)が、自社商品を広めるために出版した本だ。付録に本物のスクリーントーンが3枚付いてくるから、本代はタダみたいなものなのだ。
企画の売り込みから、作家集め、執筆、デザイン、DTPまで、とにかく全部やった。本の執筆はコレが初めてで、校正会社からかなり細かいツッコミが入るのに驚いたものだ。
有名な連載作家を起用するほどの予算はなかったから、同人誌界で名の売れた作家を集めた。ギャラはスクリーントーンの現物支給のみ。
コミケの関係者やマンガ専門店の友人が多かったから、そういうコネクションが使えたのだ。もっとも人気同人作家の多くは「ヤオイ系(ヤマなし、オチなし、イミなしの略で、主に男性の同性愛モノ)」だったりするので、提供作品からカットを選ぶのが難しかった。大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のメカデザイナーとして、今では有名になってしまった「山下いくと氏」も同人作家として掲載されている(当時の彼はエヴァンゲリオンのデザインのためにホテルに缶詰だったようで、一度も会えないまま、原稿だけが送られてきた)。
■東京日産ドライビングカレッジ(東京) 様
(95年/リーフレット/カラー・4コマ×4作)

数多くの漫画広告の1つにすぎないんだけど、かなり「私っぽさ」が出ているので、ここで紹介することにした。漫画はちゃんと起承転結とオチがないとダメなんですよ。この「東京日産ドライビングカレッジ」は、そういう部分をちゃんと理解してくれた。
これもギャグだけど、漫画家として描いていた当時は、もっとブッ飛んだギャグネタを出していた。さすがに広告では、ある程度抑えてやっているが、それでも漫画として受け入れてもらえる程度にはやっておかないと、そもそも広告効果がなくなってしまうのだ。
ドラマの流れの中で商品やサービスを語らないと、誰の記憶にも残らないんです。
■就職のための情報展/ゲスト似顔絵(東京)
(90年/ポスター用似顔絵)

合同セミナーのゲストに招いた著名人のイラストで、この例は「兵藤ゆき」さんと「能見俊覧」さん。この他、中井美穂さん、デーブ・スペクターさん、早見優さんなど、著名人10名前後を描いた。
広告デザイン、DTP(当時は版下)も担当。

※デーブ・スペクターさんにはとても気に入っていただき、仕上がりポスターをアメリカ本国のお母さんに贈ったそうである。自分では少し不本意な出来栄えだったのだが、それでもとても光栄なことだった。

※未掲載の作品については、直接お問い合わせください。


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